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「フリーターユニオン福岡」のブログ
2012.09.05 Wednesday
河合楽器製作所団体交渉報告的なこと
8月31日の午後、カワイ音楽教室長崎事務所事案についての団体交渉を、行いました。
関西支社から足を運んでのfufとの団体交渉、すでに5回を数えています。 河合楽器製作所は、組合の要求に対して、必ず文書での回答をなし、話し合いを設定し、その場の対応も丁寧で、私たちの要望を黙って聞き入れ、そしていつも課題を持ち帰ります。 にもかかわらず、要求事項の具体的な改善に繋がらない、そのような状況がいつまで続くのかと、怒りを覚えるのも事実ですが、関西支社から出てくる担当のT氏に、その解決能力というかその判断裁量や権限はほぼないのだと、団体交渉を重ねていれば誰でもわかることです。 だがしかし、そもそも、この河合楽器製作所というそれなりに「伝統」のある老舗の音楽会社が自身が、この時代に活性化していく力があるのかと、そのようなやや冷ややかな気持ちになるのも事実です。 昨夜、クローズアップ現代で「社長がいない〜求む!グローバル時代の経営者」という番組をやっていました。 グローバル化したこの時代の経営を継ぐ「社長」になる人間が、自社にいないというのです。 そのような企業が6割を占めるというのです。 グローバル化しようが、しまいが、そのようなことが直接的には関係ないと思いますが、後継の社長がいない、会社を組織を継承していく人材がないということは、その組織はすでに「終わってる」ということではないのでしょうか。 外部から、その後継を連れてくるというようなことが、全く間違っているとは言いませんが、それも含めて、継承していく手段としてやっていけばいいことであって、今、ここに継承者がいない、会社を経営するに値する人材がそこにいないという事実に、ざまざまなことを思わざるを得ません。 組合が、解雇の撤回や労働条件改善を求めて、団体交渉を行うときに、一番重要なことは、組織を背負って、判断し、決断できる役職を、その場に参加させるかどうかということです。 責任を持って組織を背負える人材を育て、継承することのできない会社など、それはもう、つぶれてしまってもやむを得ないのではないかと、思うしかない面もあります。 つぶれれば、残された労働者はどうするのか?という問題はありますが、それも含めて「組織」の責任であり、現実なのではないかと思う、今日この頃であり、河合楽器製作所との団体交渉を継続しつつ、思うことでもあります。 次の団体交渉にこそ、この河合楽器製作所を背負って、判断のできる方を、私たちの前に座らせていただきたいと思います。 それができなければ、この河合楽器製作所に、会社としての展望はないし、ここで働くすべての委任講師の将来などあり得ないのだと考えます。 fufは、社会的責任を持って、河合楽器と団体交渉を行っているのであり、闘う委任講師の将来に展望をもたらしすために、団体交渉を行っているのです。 月末までのご回答、よろしくお願いします。 2012.07.17 Tuesday
河合楽器製作所長崎事務所事案 関西支社回答
回答によれば河合楽器製作所は、fufと話し合いをすることで何とか解決できるように努力をしていることは了解できます。 しかしながら、長崎事務所における事案は、当然のことながら長崎の一講師に限られたことではないことは明らかです。 今回の回答を見ればさらにそのことは明らかです。 1.fufは、契約書に付帯事項を付けることを求めていますが、河合は一切の付帯事項を認めません。このことが対等な委任契約ではないことを示しています。 河合の回答によれば、「ドラムコースの生徒配分については、生徒側の希望(レッスンの曜日、時間等)によって決定するものであり、恣意的に特定の個人に担当させるものではありません」との文言があります。 生徒配分は、すべて生徒の希望にのみよって決定するのでしょうか?
3.fufは、あまりに安い講師報酬を少しでも上げるべく求めています。 がんばります。 2012.06.04 Monday
カワイ団交報告
6月1日(金)午後3時より、博多駅前の某ビル内会議室において、カワイ音楽教室長崎事務所事案に関する団体交渉が行われました。
すでに、4回目です。 カワイは、関西支社より担当の音楽支部長Tさんが新しく赴任され、団交での初顔合わせとなりました。 長崎事務所における懸案事項は、おそらく全国のカワイ音楽教室で起こる問題と、共通するものがほとんどであると予想します。 そう言う意味では、なかなか一朝一夕に解決する内容でないこともしかりです。 しかしながら、大元の問題である、限りなく雇用契約でしかない低報酬の講師の「委任契約」状態は、放置してはならない問題と言えます。fufは、契約書に「付帯事項」を付けることで、少しでも講師の要望を受け入れらるよう求めています。 今回の交渉事項は、以下のようなものでした。 委任契約書に付帯事項を添付させること。これが無理な場合、「添付が無理」である合理的根拠を求める。 結局、本社回答を待つのみで、合理的根拠も示せないまま、契約に至ることができない。 当ブロックリーダー・地域指導講師などの職務権限・責任を明確にさせること(前回団交からので申入事項) 文書にてその内容を開示することを約束した。 報酬条項の改善を求めること 団交の場で、報酬を上げることはできないことが、団交議題として成立しないことであれば、不当労働行為となることを会社側に認識させた。 今後もこれまでも同じ回答を繰り返した場合の、会社の被るリスク等説明 わざわざ関西から話し合いのために交通費や時間を使っているにもかかわらず、その実質は全く同じ事の繰り返しであるならば、本社で解決する権限のある者に来ていただくことになることを伝えた。 ☆河合楽器製作所は、ピアノをはじめとした老舗の音楽教室を保持する、大企業であるにもかかわらず、その報酬はあまりに安い。 そのことはある意味会社も認めておりながら、改善がなされない、報酬のあまりに安いことが、決してよい音楽を生み出すことにならないことは、火を見るよりも明らかである。 質の良い講師、質の良い音楽、そして生徒を確保していくためにも、報酬を最低限の生活の出来るものへと改善するしかないのだ。 なぜ、そのシステムが変わらないのか!? 変える気がないからだ! fufは、河合楽器製作所が変わるまで団交を求めていきます! 2012.06.01 Friday
本日、河合楽器製作所と団交!
河合楽器製作所関西支社との団体交渉
まだまだ継続する河合楽器製作所との団体交渉です。 良好な労使関係を維持するために、密な「話し合い」は重要です。 未だ、全国のカワイ講師の方々からの声なき声が聞こえてきます。 なぜか、未だに「委任契約」というなの「低賃金使い回し雇用契約状態」。 入ってみたら、研修だ、グレードだとか、お金を「とられる」ことばかり…?! これまたなんも変わってないのか? 仕事がないのをいいことに、いつまでたっても報酬の安さだけは天下一品なんではないでしょうか? 一体どこでどうやって講師の報酬を上げればいいのか? しっかりお尋ねしたいと思います。 事後報告は、また。 2012.04.09 Monday
カワイ音楽講師の待遇改善へ向けて
現在、fuf組合員である長崎事務所の講師の待遇改善を求めて、カワイとの交渉は継続中です。
1.横路組合員のH24年度契約において『向こう28月間を前提としてドラムコースの 新入生徒はすべて甲に担当させる』旨の附帯事項を契約書に添付すること。 2011.11.26 Saturday
カワイ音楽教室福岡事務所事案解決のご報告と御礼
河合楽器製作所・カワイ音楽教室福岡事務所事件 和解勝利的解決のご報告 河合楽器製作所とのカワイ音楽教室講師Qさん(福岡事務所)の契約不更新および団体交渉拒否をめぐる係争に関して、本年10月12日の福岡地裁弁論手続きにおいて和解解決しました。長きに渡ってご支援いただいた方々へ心より感謝いたします。ご支援、ありがとうございました。 ●和解内容 河合楽器製作所とフリーターユニオン福岡は、福岡県労働委員会のなした2010年8月20日付不当労働行為救済命令を尊重することとされました。したがって、Qさんの更新拒否についての団体交渉を拒否したことについては、不当労働行為であるとの認定がお互いに確認されました。 したがって、今後、ユニオンが河合楽器製作所に対して、ユニオンの組合員である講師と河合楽器との関係に関する問題について団体交渉を申し入れた場合、河合楽器は正当な理由がない限り、話し合いの場(実質的な団体交渉)でこれに応ずることも確認されました。 組合の団体交渉権は実質的に確保されることとなったことは、本闘争における非常に大きな成果です。今後、この闘争で確保した成果を、さらに活かしていきたいと考えています。現に既に長崎事務所の講師が組合に加入して会社と話し合い(実質的な団体交渉)を行っています。それは、河合楽器製作所の構造的な問題も解決はしていないためです。
2011.11.21 Monday
カワイ音楽教室長崎事務所闘争
今週11.25は、カワイ長崎案件についての話し合い(実質的な団体交渉)を行います。 記 回答書1.について 回答書2.について
回答書5.について 回答書3.6について
以上
2011.10.11 Tuesday
明日は裁判所で話し合い、河合楽器製作所
福岡地裁で県、河合、fuf、三つどもえの裁判が進行していますが、現在、裁判所ないしは、河合から和解の方向での提案もなされています。
組合としても今後のカワイ講師の働き方が少しでも良くなるような、そのための勝利的な内容となるのであれば、和解で解決もありかなと思っています。 これまでの経過について、HPに更新しています。 長崎事務所事案については、要求書の回答待ちです! 河合楽器製作所は誠意ある対応をしてください。 音楽に夢を求めるものたちを裏切ることなく…!
| 河合楽器・カワイ音楽教室 闘争 | 11:45 | - | - |
2011.09.22 Thursday
カワイとの攻防
★まず、昨日の弁論予告をしていましたため、傍聴支援に駆けつけてくださった方、たいへん申し訳 ありませんでした。
現在、弁論はラウンドテーブル形式で行われており、完全な公開にはなっていないため、事前の連絡のない傍聴は制限されております。本当に申し訳ありません。 ★さて、労働委員会の命令取消を、カワイと組合双方から行っている行政訴訟、そして、組合は、カワイに対してこれまでの団交拒否などの損害賠償請求を求めている裁判。 弁論を重ねつつ、カワイをじわじわと追いつめています。 ★現在、長崎事務所での講師待遇について、関西支社との「話し合い」(団体交渉)を継続中。 未だに、契約書すら交わされないまま、また低賃金、生徒数の減少などなど、さまざまな冷遇を改善すべく闘っています。 ★組合は、あくまでカワイ講師の労働条件改善のために、必須な団体交渉権を求めていきたいと思 っています。もちろん、県労委命令によって団体交渉を受けなければならないことは、明らかになっています。 ★3度目の「話し合い」を求めて、要求書を提出しています。 2011年9月15日 株式会社 河合楽器製作所 殿 関西支社長 池戸 工 要求書 フリーターユニオン福岡 4月20日付貴社回答書よりほぼ半年が経過しましたが、貴社長崎事務所における状況は何ら改善がなされておりません。 つきましては、あらためて下記の通り要求いたします。また、長崎事務所案件にて明らかになったことは、当然ながら全国の貴社教室、すなわち現在係争中であります福岡事務所案件における委任契約の問題にも重なるものであることをご承知いただくと共に、解決に向け検討されますことを重ねて要求します。 なお、下記の回答は本年10月11日までとし、回答内容についての「話し合い」日程については改めてご提案いたします。 記 1. 「委任契約の更新については、双方合意の上実施」としながらも、半年経ても何ら契約を実施していないのはなぜか、詳細にご回答ください。また、「双方合意」とは、契約内容についての双方の条件の合意であると捉えることができますが、貴社においてどのような認識でこの文言を使用されたのか明らかにするとともに、現在の貴社の見解をお示しください。 2. 「契約期間中に特段の事情が生じ、契約継続が困難な場合」とありますが、これは具体的にどのような事情であるのか、明らかにしてください。 なお、あくまで「1年」の委任契約であるとはあくまで形式的なものであり、当組合は現実のシステムにおいても、現状の契約更新のあり方についても継続が前提になっていることを指摘しています。貴社があくまで「1年契約」を原則とするのであれば、それに見合うようなシステムに改善してください。 3. 1.でも指摘しましたが、「報酬について、にわかに現在のしくみを変えることを考えていない」とありましたが、それ自体が雇用契約上の報酬形態となっており、貴社の一方的な決定で運用されています。そして、報酬を上げることを要求することすらできない不当な扱いとなっているのが、現在の委任講師の実態です。これは最低賃金法、労働契約法、民法に抵触すると解せられます。貴社の見解をお聞かせください。 4. 貴社は「誤解を招かないよう注意を喚起する」としていますが、そもそもこのような主観的問題は話になりません。ブロック・リーダーの職務そのものが貴社の意向を伝達する指揮命令的な職務であると当組合は指摘しています。即刻廃止してください。 5. ドラム生徒の配分を「生徒側の希望」のみによって決定すること自体、委任契約として成立しないと解せられます。当組合は組合員の契約分を○○氏に配分したことについての補償を求めているのであり、この件につき貴社は回答されておりません。本状貴着より過去2年分の「体験レッスン」生徒数やその配分の流れを文書で詳細に開示してください。その上で、組合員への生徒を○○氏契約以前の状態に戻すことを求めます。 6. 報酬について「現時点では」変えないということは、将来的に変更する可能性があるのか、または検討されているのか、明らかにしてください。また、組合との交渉によって、報酬額を上げていくことはありえないのか、明らかにしてください。 7. 貴社長崎事務所の職場環境を改善することは、組合員の契約条件に関連する事項です。本状貴着後速やかに次回交渉を設定するとともに、長崎事務所の管理者を交渉に同席させてください。
| 河合楽器・カワイ音楽教室 闘争 | 10:11 | - | - |
2011.09.18 Sunday
カワイ音楽教室との裁判闘争
★fufと河合楽器製作所との係争は、まだまだ継続しています。
★次回弁論は、9月21日(水)午前11時 福岡地裁にて ★Qさんを契約更新しなかった理由はなんにもありません! ただひたすら偽装的委任契約の違法を提起されたことを嫌がった不当労働行為です。 そのことは河合自身が、「雇用契約を求めるなら契約はできない」ことを明らかにしています。 こんな分かりやすい不当労働行為はありません。 ★未だにカワイ音楽教室の講師への待遇は変わらぬ冷遇です。 福岡事務所だけでなく、長崎事務所など、全国のカワイ講師の処遇改善に繋がる闘いを、一歩でもすすめていきたいと思います。 ★ご注目、ご支援お願いします。
| 河合楽器・カワイ音楽教室 闘争 | 09:06 | - | - |
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