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fuf blog
「フリーターユニオン福岡」のブログ
2007.05.30 Wednesday
二つの労働ニュース
相互に全く無関係なようでいて、それを無関係だと思うのはブルジョア市民社会に脳味噌が毒されているだけだ、というような二つの記事を紹介します(言い方が回りくどくてすいません)。
12万人の組合員を数えるイギリスの大学講師の組合内部で、イスラエルの対パレスチナ政策に抗議してイスラエルの大学との学術的提携をボイコットしようという提案がなされて揉めているらしい。「学問の自由が政治に侵害される」みたいなことが言われているらしいい…講義よりも抗議が大事なのは言うまでもないとして、とにかく日本ではありえない状況であり、記事だろう。 Lecturers' leader warns against Israel boycott で、日本では「マッスル・ミュージカル」の劇団員が労組を結成して立ち上がったとのこと。ぜひ筋肉をフル活用した組合活動で頑張って欲しい。組合員が飛び跳ねてムーンサルトをかますような団交を(笑) マッスルミュージカルで不当労働行為の嵐! 2007.05.25 Friday
五月病祭余韻
五月病祭の野蛮人たち西日本新聞に登場。
どうでもいいけど2チャンネルのスレッド、先日見たら8本立ってた。詳しくはみていないが、当初の「アホなデモを叩く」という主旨の本題からスレッドが一人歩きして、みんな自分なりのフリーターないし格差社会論を展開している様子なのが興味深かった。かなり低次元な自己責任論議も目に付くが、フリーターの使い捨てで大企業が潤っている状況を批判的に見ている人々の反応も多々。 ↓fuf組合員から寄せられたデモの感想など↓ ■ 最高に楽しく開放的なデモでなんというか人々のすごいエネルギーをというのを感じた。(H) ■アタラシイ運動 19日は雨宮かりんさんのトーク&天神路上大仮装大会。 雨宮さんはキュートでロリータで、わがfuf執行委員長(ono)氏との掛け合いも面白く、あっという間の2時間。私もかりんさんにはイロイロと話しかけたかったのですが、かりんさんのあまりの輝きに圧倒され近づくことさえできませんでした・・・。 そしてサウンドデモに出発。 私はサウンドデモに参加するのは今回で3度目。 最初に参加したときは「なんじゃこりゃ?」と思い、2度目の参加では「私にはついていけない世界・・」と感じ(と言いつつ踊ったりしてるんですけど)、それでも3度目、やっぱり参加しようと思ったのは、fufの面々の言う「路上解放」の言葉が、もう少しで自分の胸にストンと落ちそうな気がしたから。 fufの運動や、彼らの語る言葉は、私にはとてもわかりにくい。異国にたったひとり迷いこんだ日本人みたいな心境になる。 それは、fufのメンバーが、私がこれまで関わってきた運動とはまったく違う視点で社会を見つめ、まったく違うやり方で社会や人々を揺さぶろうとしているから。 サウンドデモのあと、いつもfufメンバーの周辺やネット上で、いろんな反応が起こる。 「ただふざけてるだけ」 「うるさい、迷惑」 「本気で社会を変えようとしてると思えない」 etc・・・ fufに入っていなければ、きっと私も、そうした感想を述べる側の人間だっただろうと思う。 最初にサウンドデモに参加したときも、「楽しいけど…デモって、ただ楽しいだけでいいのか?」と、なんか釈然としない気持ちがずーっとくすぶっていた。この違和感をどうにかしたくて、複雑な感情のままfufと関わり続けてきたわけだけど、今は2度目、3度目とデモに参加して本当に良かったと思う。 「ただ騒ぐだけ」「ただ楽しむだけ」それを、誰のものでもない(はずの)路上に実現することの意味。 「路上解放」の言葉の先にある世界を見ようとする想像力。 サウンドデモは、それを私に教えてくれたと思う。 fufは「労働組合」と銘打ってはいるけれど、私たちは別に正社員として働きたいわけじゃない。企業に「雇用してくれ」と頼みたいわけじゃない。安定を求めてもいない。 ただ、自由に生きられる世の中であればいい。そして助け合える世の中であればいい。 少なくともfufという小さな共同体のなかでは、「安定」と引き換えに、それが実現できていると思う。 fufの運動は、サウンドデモを筆頭に、既存の概念を壊すところからはじまる運動。 もっとも根源的で、そしてもっともアタラシイ運動だと思う。(神) ■「世界に告ぐ!」 土曜日の昼下がりに突如、仮装した怪し気な集団が出現して、「五月病祭」と書かれたバナー(横断幕)を先頭に掲げたデモ行進がゆっくりと天神を進む。クラッシュの「I Fought the Low」や、ビースティボーイズの「Fight For Your Right」、はたまた「ゲゲゲの鬼太郎」などを爆音で流しながら「とにかく生きさせろ!」「景気回復はフリーターのおかげだ」「時給を5000円にしろ」というシュプレヒコールに眉をしかめる人もいたかもしれない。 でも想像して欲しい。アナタがマクドナルドに入って、隣にいた小さな男の子がハッピーセットを食べてたとする。そのハッピーセットのおまけは、中国下請け工場で15歳以下の子どもを使って1日15時間以上働き続けて命を落としかねない違法労働で作られたモノだ。この冷酷なシステムはもちろん日本にもあてはまり、あらゆる世界を覆っている。 貧困や戦争というのは、凶暴な誰かひとりのモンスターが始めるわけじゃない。神でも悪魔でもない、その中間で宙吊りになったフツウの人たちの欲望や不安や恐怖、そして優しさや生真面目さが生み出すものだ。だからこそ、言う。 世界に告ぐ! 僕たちは商品じゃないし、記号じゃない、数字じゃない。赤い血や涙を流すニンゲンなのだ。 世界は変えられる。 未来は変えられる。 アナタ自身が変えようと思えば。 「五月病祭」デモを目撃したかもしれないアナタになにかしらインパクトを与えたのか…それはわからない。実は既に、アナタ自身の内側から「この世界は何かが間違っている」とささやかれてるのに、聞かないフリをしているのかもしれない…。それはアナタ本人だけが知っていることだ。 2007.05.24 Thursday
雨宮処凛さんが五月病祭りの記事を書いてくれた
雨宮さんが「マガジン九条」に「五月病祭」について書いてくれました。
ああ、雨宮さんはデモ後の焼き鳥を楽しみにしていたのかもしれない…。 焼いとけば良かった。 五月病か、五月革命か 福岡で「生きさせろ!」と叫ぶ。の巻 ★(個人のブログでもいろいろ書いたけど…) 雨宮さんとのトークについて、後から後からいろんな思考も動くのだが、結局雨宮さんが考えつづけてきた「生きづらさ」というものには、当然のことながら資本主義の問題が通底してきたのだ。雨宮さんも「右も左も反資本主義」だと言ってた。雨宮さんはバブル期において「生きづらさ」を明確に言語化して、すでに資本主義に対して批判的な意識を持っていたと思うが、資本主義という問題の真の核自体は「右」「左」というような政治・論壇的マッピングやさまざまな「物語」の中でぼかされてしまっていたのではないか、と思う(それは賃労働という現実に対して批判的かつ歴史的な眼差しを向けられるかどうかだと思う)。また、雨宮さんの「転向」期に「反戦」系の問題意識が軸となったことも、雨宮処凛の軌跡を考えるうえで重要な要素だという気がする。 いまになってマスメディアはようやくというべきだろうが、典型的な「ワーキングプア」像なりをとりあげて、そこを出発点にして改めて「権利主張」をすることの必要性ということろまでは物語をつくっている。しかし、そんな間違った出発点からはじまる分かりやすい物語に乗ると、肝心の資本主義の問題は本質においてはスルーされる。それはやばい。雨宮さんの『生きさせろ!』という本にもそのような危険性は潜んでいると思う。資本主義の問題を常に意識しながら雨宮さんの文章を辿った僕は、そういう視点から雨宮さんに話しかけようとしたが、その視点をもっと突っ込んでトークではっきりさせることができればよかったと思っている。 いま「格差社会」だのなんだのと語られている。しかし安易に物語の出発点を設定してはいけない。困難なことではあるが、僕らはそれこそ19世紀以来の労働運動の水脈を自らのものとして感じておく必要があると思う(もう「戦後民主主義」とか言ってれば済む状況でもない)。たかが百年チョットのはなしだ。あたりまえだが、労働問題は資本主義の問題であり、資本主義の問題は最近になってはじまったことではない。そういう歴史的な視点と思考の軸を見失ったら絶対にマスメディアと権力、あらゆる安易な物語に負ける。 2007.05.21 Monday
五月病を防止!
我々は五月病を断固として予防したぞ!
asahi.com掲載のレポート記事 ネット上では、この記事と写真を見ただけであろうと思われる人たちが、いろいろと自分なりのフリーター論・自己責任論を披瀝しつつ、僕らの行動を否定してくれているようですが、少なくとも「路上」を目撃した人の批判や文句や戸惑いの声などを聞きたいものです。 というわけで、五月病祭のもっと五月蝿い報告は近日中に!
| 集会・行動などの報告 | 00:03 | - | - |
2007.05.06 Sunday
5月19日、いよいよ五月病祭!
五月病祭がやってくる!
雨宮処凛がやってくる! 仕事に行きたくない… これって私のせいかしら? 何かの陰謀なのかしら? 2007.5.19 SAT 素敵なトークとデモ行進 最新刊『生きさせろ!』(太田出版)で、最新刊『生きさせろ!』(太田出版)で、フリーターを中心に、「格差社会」における若年労働者の労働/生存の実態を抉り出し、「プレカリアート」という新たな階級性を軸にした「反撃」を宣言した作家・雨宮処凛さんを招いて、ともに語り、唸り、路上で叫び、呑む!トーク&サウンドデモ!いまや、泣く子も黙る勢いの雨宮処凛。彼女に会って、一緒に路上から吠えるチャンスなど福岡ではもう二度とない!!(かも?) 五月病になる前に五月革命を! [場所]大名カテドラル教会1F講堂(福岡市中央区大名2-7-7)※西鉄グランドホテル前 [時間] 15:00〜17:00 雨宮処凛トーク 18:00〜 5月病デモ行進 [料金]前売り¥500 当日¥700 前売り価格で来場希望の方は気軽にご連絡(メールか電話)ください。 [主催]フリーター/非正規雇用労働者ユニオンふくおか [問い合わせ]090-2088-5380(小野) 〜〜トークテーマ〜〜 生きづらさの変容?―プレカリアート(無安定階級)の行方― 「豊かだけど生きづらい」そんなことがつぶかれた時代があったそうな…いまや「生きづらく、しかも貧しい」時代…?「ワーキングプア」「格差社会」…いろんな言葉がメディアを飛び交う中で、いま多くの若者たちはジワジワ絞め殺されている。フテ寝か?逃走か?闘争か!? ※最新刊『生きさせろ!』は当日会場で割引販売予定。 雨宮処凛(あまみやかりん): ★1975年、北海道生まれ。 ★幼少期からイジメを受け、十代はリストカットと家出、ヴィジュアル系バンド追っかけに使い果たす。 ★21歳の時、右翼団体に入会。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」でボーカルとして活動。99年、その活動がドキュメント映画「新しい神様」(監督・土屋豊)という映画になる。 ★00年、自伝「生き地獄天国」(太田出版)を出版、作家デビュー。以後、右は辞め、執筆活動に専念しながらも、北朝鮮、イラクへと渡航を繰り返す。「生きづらさ」「自殺」「戦場」を主にテーマとした小説、エッセイ多数。 ★著書に「自殺のコスト」(太田出版)、「暴力恋愛」(講談社)、「アトピーの女王」(太田出版)、「戦場へ行こう!〜雨宮処凛流・地球の歩き方〜」(講談社)、「EXIT」(新潮社)、「ともだち刑」(講談社)、「悪の枢軸を訪ねて」(幻冬舎)、「すごい生き方」(サンクチュアリ出版)、「バンギャル ア ゴーゴー」(講談社)など。※最新刊『生きさせろ!』は当日会場で割引販売予定。 ★現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニート・ひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。06年7月より「週刊金曜日」で書評委員をつとめる。 2007.05.04 Friday
続々…嗚呼世界に翻る無政府旗
ストラスブール、ボストン、シカゴ、バルセロナ、ダブリン、プラハ、サンチアゴ、エドモントン・・・とにかくこれらの写真を見るだけで至上の癒しが得られます(ページの下の方までスクロールして探求してください)。いや、ある意味イライラします。ダブリンのアナキストのショッピングカートサウンドシステムです。
2007.05.03 Thursday
暴れるジャカルタ!ソフィア!イスタンブール!全世界!
見よ!無政府組合主義者たちの大暴れ!ギリシャでは野宿者に対する暴力や社会保障の不足に抗議するグループが空家占拠を始めた!ベルリンでも逮捕者100人の大暴れ。トルコのメーデーの逮捕者はある情報源では1000人に達したとか、マジか?とにかく世界の若者は暴れている!メーデー前後は世界の仲間の大暴れニュースが次々に入ってきて全くついていけない!
とにかく物言わぬ民は滅びるのみ! フリーターユニオン福岡も全世界の直接行動派と連帯しつつ、真っ当な公共空間、真っ当な生と労働のための空間を作ることを宣言するぞ!(一人でハイテンション暴走) MayDay in Jakarta, Indonesia 2007 Bulgaria: Protesters Clash in Downtown Sofia on May Day Mayday in Turkey: Police clash with communists and anarchists, detain hundreds http://johnnyvoid.blogspot.com/2007/05/mayday-2007-round-up.html 2007.05.02 Wednesday
【速報】トルコでデタラメなメーデー弾圧
ちょっと詳しく情報収集する暇がないが、トルコで600人近いメーデー参加者が逮捕された模様。
http://news.google.com/news?svnum=10&as_scoring=r&resnum=0&ie=UTF-8&oe=UTF-8&tab=wn&as_drrb=q&as_qdr=&as_minm=4&as_mind=1&as_maxm=5&as_maxd=1&q=turkey+may+day |