CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
252627282930 
<< November 2007 >>
★フリーターユニオン福岡★

無 料 労 働 相 談
※電話相談を受けています。
電話 090−9980−2106

fufの活動に興味がある、
職場で困っている…など、
気軽に連絡ください!

LINKS
SELECTED ENTRIES
CATEGORIES
ARCHIVES
RECENT COMMENTS
  • 【2・1学習会】なぜわれわれは「フリーター」を名乗るのか?
    (ono) (04/09)
  • 【2・1学習会】なぜわれわれは「フリーター」を名乗るのか?
    ひろみ@長崎 (04/09)
RECENT TRACKBACK
PROFILE
MOBILE
qrcode
OTHERS

fuf blog

「フリーターユニオン福岡」のブログ
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - |
反G8 学習会報告
11月17日に、釜ヶ崎パトロールの会の
かねはぎさんを招いて反G8学習会が
予想以上の盛況のうちに行われました。

11月17日は、このブログでも書いたように
ジェノアでの活動家に対する不当求刑に抗議する
行動が世界各地で行われた日です。
この動きに連帯する形でも学習会を行いました。

かねはぎさんより、ヨーロッパでの反G8の運動の報告や
御本人が関わっている野宿者支援運動について、
それから今後の取り組みに付いての話を聞いた後
参加者との間で討議が行われました。

かねはぎさんのヨーロッパの運動の報告が
とても生々しいものに、自然に運動の現場に
とけ込んでいるように感じました。

野宿者運動に関わっている人だからこそ、
貧困を生み出す資本主義というシステムに対する
闘いの現場に自然に入っていけたのかな?と思います

でも、実際、学者の話とかを聞くよりも
実際に運動に関わって、闘っている人と交流するほうが
楽しいし、勇気付けられます。

来年は日本がG8の会場になります。
フリーターユニオンも世界中の仲間と連帯して
反G8をたたかっていきたいと思います。
| - | 18:59 | comments(0) | - |
フリーター/労働者たる塾講師を使い捨てるな!
株式会社G・F校による
講師の使い捨て
労働者・労働組合敵視を許さない!


※とりあえず現段階では会社名などは伏字にしておきます

すなふきん(?)でも怒る

代表取締役のパワハラ
私は株式会社Gの経営するF(某予備校)で講師として働いてきましたが、ある時期以来突然、私の直接の上司であり同社代表取締役であるNは、業務上のささいな行き違いなどを理由に「まともに仕事ができないなら辞めろ」とののしるようなパワハラ発言を繰り返すようになりました。

団結権を行使したら会社と弁護士に訴えられてしまった…
そのようなパワハラ・暴言などを止めさせ、安心して働き続ける権利を守るために、私は労働組合を通じて最低限の雇用の尊重を要求することを決意しました。しかしG社・F校はあからさまに労働組合を敵視。法的根拠に基づく組合の控えめな要求を完全に無視して一切の話し合いを拒否し、「塾の講師など労働者ではない」「労働組合を通じて要求する権利などあるわけがない」などと一方的に決めつけ、しかも会社側弁護士から私の個人宅宛には「これ以上労働組合を通じて要求を出すなら法的手段に訴える」と脅迫めいた文書が送りつけられ、それから3日と待たずに私は「雇用関係も存在しないのに団体交渉などを強要した」との理由で(!)訴えられてしまいました!!

徹底した労働者・労働組合敵視を許さない
私は会社の経営事情を無視した法外な要求など一切しておらず、ただ可能なかぎりでの雇用の尊重を求めて労働組合を通じて要求を出しただけなのですが、それが理由で私は4年以上働き続けた職場から雇い止め(更新を繰り返してきた雇用契約の一方的な打ち切り)を明言され、私が担当する予定だった冬期講習すら奪われ、しかも憲法に保障された権利であるはずの労働者としての団結権を行使したことで個人として脅迫され、訴えられたのです。一人の労働者である講師をまともな説明もなく使い捨て、労働者・労働組合を敵視し、憲法を踏みにじる会社を絶対に許すことはできません。
(小野俊彦:フリーターユニオンふくおか)

☆☆☆☆
塾や予備校の講師の多くは、もちろん会社と対等な事業主などではなく、経営の一方的な都合で仕事を奪われてしまえば生活に困ってしまう普通の労働者です。会社に対して弱い立場の労働者を守るためにも労働法があります。しかし最近では労働者として権利主張することが軽んじられ、労働条件が気に食わなければ「自助努力」「自己責任」で「他の仕事を探せ」…というような発想とともに、「経営の都合でいつでも首を切る」という経営者の本能がまかり通っています。本来、経営者には労働法を守り、雇用を尊重する社会的・法的責任があるはずですが、その責任を逃れるために、人を使って事業をやっている雇用の実態を「請負」や「業務委託」などとしてごまかす「偽装」がはびこっています。小野さんも、明らかなはずの雇用関係を会社から否定され、ましてや労働組合員であることを理由に雇い止めを通告され、労働者としての最低限の権利を踏みにじられました。小野さんは、これまで紛れもないG社・F校の一員として、上司にあたるNの指揮命令下で働いてきた労働者であり、仕事を奪われれば生活も大きな影響を受けてしまいます。どんな雇用形態の労働者にも、安心して働き続ける権利があります。私たちは憲法に記載された団結権・団体交渉権・団体行動権を徹底行使して、株式会社G・F校が団体交渉に応じること、小野さんの雇用を尊重することを求め続けます。
| 組合活動 | 13:07 | comments(0) | - |
『労働廃絶論』勉強会
フリーターユニオン福岡 ニートデー
『労働廃絶論』勉強会
2007年12月21日(金)19:00〜 
場所:光ビル5階 タリふくおか(福岡市中央区天神4−9−12)
主催:フリーターユニオン福岡 http://fufukuoka.web.fc2.com/
連絡先:090-2088-5380


「ニート」と呼ばれる若年性失業者や、「メンヘラー」と呼ばれる「精神病」患者、
「ヒキコモリ」状態の人/「ヒキコモリ」状態に追い込まれている人は、
「フリーター」と同じく不安定な生存に脅かされる無安定階級プレカリアートだ。
「フリーター」「ニート」「メンヘラー」「ヒキコモリ」の境界は曖昧であり、
近接している。「フリーター」が過酷な労働や不安定な生活によって
精神を病んで「メンヘラー」となり、それが元で解雇され、あるいは退職せざるを
えなくなり、「ニート」や「ヒキコモリ」状態に追い込まれるのはよく聞く話。
「フリーター」「ニート」「メンヘラー」「ヒキコモリ」というメディアの
作り出したレッテルに踊らされ、互いに罵りあったりする必要は無い。
現在の社会で「働くこと」に疑問を持っている人、苦痛を感じる人、
「働くこと」が嫌いな人、「希望は戦争」だと思う人、
働いたら負けだと思っている人、働く奴は負け組だと思う人、
ニート、フリーター、ヒキコモリ、自宅警備員、青年失業家、
パンクス、アナーキスト、非国民、貧乏人、反逆者、革命家は
ぜひ『労働廃絶論』勉強会に参加してほしい。

≪労働廃絶論とは≫
1985年にボブ・ブラックという人物によって発表されたユーモラスな論文。
「人は皆、労働をやめるべきである。労働こそが、この世のほとんど全ての
不幸の源泉なのである。この世の悪と呼べるものはほとんど全てが、労働、
あるいは労働を前提として作られた世界に住むことから発生するのだ。
苦しみを終わらせたければ、我々は労働をやめなければならない。」
という冒頭で始まり、
「誰も働くべきではない。万国の労働者…リラックスせよ!」
という言葉で締めくくられている。
他にも文中にには「左翼は完全雇用がよろしいと考える。(中略)
私は完全失業がよろしいと考える。」
などなど、アナタの常識を打ち砕く言葉が満載!
↓のサイトで日本語訳を読むことができる。
 http://www.ne.jp/asahi/anarchy/anarchy/data/black1.html
| 学習会 | 22:28 | comments(0) | - |
G8関連 不当求刑
G8の抗議行動に参加した活動家に対して、
超不当求刑攻撃がかけられています。
G8に反対する奴らには、見せしめのために
デタラメな求刑をしてもかまわんとばかりに。

これに対して、世界各国で反弾圧の連帯行動が予定されています。
もちろん、fufも連帯します。
17日に行われる、反G8学習会もこのような反弾圧の行動に
連帯するという位置付けで行っていきます。

(以下、転載)

[Media G8way | Gipfelsoli Infogroup]

プレスリリース
即時公表

2007年10月29日付

<要点>
・G8ジェノア:イタリア国家検察側が懲役225年(合計)を求刑
・告訴された活動家はジェノアの「イメージダウン」に対する補償を
要求される
・ジェノアとロストックにて反弾圧の連帯行動が予定される

G8ジェノアでの反G8サミット抗議行動から6年経った現在、
活動家および警察官に対する裁判が何件かいまだ審理中となっている。
警察官とカラビニエリ(イタリア国防省直属の軍警察)に対する裁判は、
時効を狙い、意図 的に遅延されている。25名の活動家に対する裁判では、
CanepaとCancianiの2名の国家検察官は容赦無い攻撃を仕掛けている。
街頭でのデモ隊と警察隊との衝突に関連した裁判で、今回ほどの厳し
い求刑は前代未聞である。

目撃者の証言は全て終了した。国家検察側は、25名の活動家に
対し、それぞれ6年間から16年間の懲役、
合計で225年間の懲役を求刑した。
国家検察側は有罪判決を導き出すことを通して、
「G8ジェノアでの抗議行動は略奪と破壊に終止した」
とでも言わんばかりに、国家にとって
都合の良いように歴史を書き換えようとしている。
先週、ローマ市議会は告訴されている 25名の活動家に対し、
補償の要求を出した。
Marassi刑務所などでの器物損壊に対する
補償要求の合計額は260万ユーロにも達した。
この巨額の補償要求額の中に、ジェノア市のイメージダウンに対する
補償も含まれているとされている。

「ジェノアでの抗議行動は市民による反乱だった。
告訴された 25名は、ジェノアの街頭に立って抗議した
30万人全員の代表者とも言える。多様性に満ちた
抗議者が集まったが、一つの共通の目的で繋がっていた。
それは、G8とレッドゾーンを非合法化すること」と、
GipfelsoliインフォグループのHanne Jobstがコメントした。

「バック・トゥ・ジェノア」の合い言葉のもとに、
2001年度のジェノアG8サミットに対して
抗議行動を起こした様々なグループが、
連帯と市民パワーを表現するために11月17日、
ジェノアにて行われる予定のデモへの呼びかけを行っている。
この11.17のジェノアでのデモに関して、イタリアの国会議員、
Luca CasariniとVittorio Agnoletto、
そして2001年の反G8抗議行動中に警察に
よって無惨にも射殺されたCarlo Giulianiの母親Haidi Giulianiなどが
連帯・支援を表明している。他には、Don Andrea Gallo神父や
作家Naomi Kleinなども連帯を表明している。

Allenza Nazionale(国民同盟)と右派の警察組合は
11.17デモは禁止すべきだと主張している。
「略奪を通じて主張する:ブラック・ブロック、
ノー・グローバルとその取り巻き」
というスローガンのもとに、
警察自身が ジェノアで対抗デモを行う姿勢だ。
警察組合のCOISPは全ての公共の場における座り
込みの行動を申請した。

「警察と国家検察にジェノアの抗議行動の真実を歪めさせはしない」
とジェノアの活動家は宣言した。ジェノアの真実とは、
不当にも「反逆者」というレッテルを貼られた
デモ隊の合法的なデモに、
警察隊の方から恣意的に攻撃を仕掛けたのが
衝突の直接的な原因である。
デモ隊と警察隊との衝突の最中に、
警察が当時23歳のCarlo Giulianiを射殺した。
何百もの人々が街頭や拘置所などで
警察に乱暴に扱われ、暴力を振るわれた。
その翌日、警察とカラビニエリは活動家の
宿泊所となっていたDiaz学校を、活動家の就寝中に襲撃した。

11月17日に、ジェノアおよびドイツ・ハイリゲンダムでの
G8サミット中に起きた警察による暴力、大量逮捕、
そして不当弾圧に対して、ドイツのロストックにて
連帯デモが予定されている。

連絡先:Gipfelsoli Infogruppe +49 160 953 14 023

情報参照先(多言語):
* ジェノアの裁判関連:
http://gipfelsoli.org/Repression/4357.html
* イタリア議会による補償要求:
http://gipfelsoli.org/Repression/4353.html
* 抗議行動への呼びかけ 'We, from the Via Tolemaide':http://de.indymedia.org/2007/10/198064.shtml
* 11.17 ロストックでの反弾圧デモ:
http://antirep.blogsport.de
* ジェノア行動の法的(弁護士)救援:
http://supportolegale.org
* シェノアの真実と正義を求める委員会
(The Committee for Truth and Justice for Genoa):http://www.veritagiustizia.it/english.php
* グローバル・プロジェクト(Global Project): http://www.globalproject.info/index-en.html
* Gipfelsoli Infogroup内、ジェノアG8抗議行動関連:
http://gipfelsoli.org/Home/Genua_2001


[Media G8way | Gipfelsoli Infogroup]

Press Release

FOR IMMEDIATE RELEASE

Monday, 29th October 2007
* G8 Genoa: state prosecution demands 225 years of jail sentences
* Those charged face compensation claims for Genoa's “image loss”
* Solidarity demonstrations in Genoa and Rostock

Six years after the G8 summit protests in Genoa a number of court
casesagainst demonstrators and members of the police force are
stilltaking place.
The cases against police officers and Carabinieri
are beingstalled in order to take advantage of
the statute of limitation thatwill soon expire.
In the cases against the 25 activists
the state prosecuters Canepa and Canciani are
displaying full force. There have never been such
high sentence demands for street clashes.

The witnesses have all been heard.
In its plea the state prosecution is
demanding jail sentences between 6 and 16 years,
a total of 225 years.
With these convictions they intend to write history:
“Let’s call Genoa what it was: looting and destruction”.
Last week the Government in Rome ordered compensation claims
against the 25 charged.
These claims total 2.6 million Euros for
the property damage that occurred,
for example at the Marassi prison.
Included in this is a large sum intended as
compensation for the image loss the city of Genoa
is said to have suffered.

“Genoa was a revolt.
The 25 charged stand for all of the 300000 people
in the streets of Genoa. In all the diversity,
there was one common goal
: to delegitimise the G8 and the Red Zone”, Hanne Jobst of the
Gipfelsoli Infogroup stated.

Under the banner, “Back to Genoa”,
many of the different groups who mobilised against
the Genoa summit in 2001 are now calling for a
demonstration in Genoa on November 17th as a unified display of
strength and solidarity. The demonstration is supported by Members of
Parliament Luca Casarini and Vittorio Agnoletto,
as well as Haidi Giuliani, the mother of Carlo Giuliani
who was shot dead by police during the
demonstrations in 2001.
Further supporters include Father Don Andrea Gallo and Naomi Klein.

Members of the Alleanza Nazionale
and the right-wing police union are
demanding that the demonstration to be prohibited.
With the slogan,“Looting to defend their arguments;
Black Block, No Global and their surroundings”,
the police themselves intend to march on
Genoa. The police union COISP has registered
“sit-ins” in all public places.
“We will not let the police and the state prosecution write
the history of the Genoa protests“,
activists from Genoa declared. The police were
the ones who started the confrontations
in the streets after one of the units arbitrarily
attacked the legal demonstration of the“Disobbedienti”.
During the clashes another unit shot the 23-year old
Carlo Giuliani. Hundreds of people were
brutally mishandled in the streets and prisons.
The next day the police and Carabinieri attacked
demonstrators whilst they were asleep in the “Diaz School”.

On November 17th there will be a solidarity demonstration
in the German town of Rostock against the police attacks,
mass arrests and mistreatments
during the G8 summits in Genoa and Heiligendamm.

Contact:
* Gipfelsoli Infogruppe +49 160 953 14 023
Background Information (multi-language):
* Genoa sentences: http://gipfelsoli.org/Repression/4357.html
* Compensation claims by the Italian Government:
http://gipfelsoli.org/Repression/4353.html
* Call to protest: 'We, from the Via Tolemaide':
http://de.indymedia.org/2007/10/198064.shtml
* Antirepression Demo November 17th in Rostock:
http://antirep.blogsport.de
* SupportoLegale Genova: http://supportolegale.org
* The Committee for Truth and Justice for Genoa:
http://www.veritagiustizia.it/english.php
* Global Project: http://www.globalproject.info/index-en.html
* Gipfelsoli Infogroup on the Genoa protests:
http://gipfelsoli.org/Home/Genua_2001
------------------------------------------
Media G8way does not claim responsibility for the content of the
statements it distributes on behalf of the groups or individuals who
use its service. Media G8way is an international press service for
individuals, groups, networks and (dis)organizations who understand
themselves to be part of an independent radical left movement against
the G8.

Contact:
Jo Smith + 49 1577 4630348
g8-press-int@nadir.org
http://www.gipfelsoli.org/MediaG8way

-- Media G8way does not claim responsibility for the content of the
statements it distributes on behalf of the groups or individuals who
use its service. Media G8way is an international press service for
individuals, groups, networks and (dis)organizations who understand
themselves to be part of an independent radical left movement against
the G8. Media G8way Contact: Alex Smith +49 16092437902
Jo Smith + 49015774630348 g8-press-int@nadir.org
http://dissentnetzwerk.org/node/2669
http://a.sanpal.co.jp/no-g8/
| - | 19:31 | comments(0) | - |
怒り 【闘争報告】
失効委員長(ono)です。以前このブログで闘争の予告をした、僕が働いている学校での「雇い止め阻止闘争」ですが、やや紆余曲折を経て、とうとう全面対決が決定的な状況となりました。

-----

上手くいえないが僕はいま怒りに凝り固まっている。言葉を選ぼうとしてもなお、そういう風に表現しかできないのだ。僕はの怒りは「凝り固まっている」のだ。

会社の代表取締役であり、僕の直接の上司たるNのパワハラに端を発したこれまでの詳細な経緯はここでは省くが、今日、会社側が組合対応を委任した弁護士から僕の個人宅宛に来た手紙は、労働組合を頭越しに僕個人を宛名人にして「貴殿がこれ以上組合を通じて要求などしつづけるのであれば法的手段に訴える」との、凄まじくチンケな「脅迫」で締めくくられていた。

こんな脅しが通用すると思っとるんか、おい、ナメとんか…と言いたいところだが、この手紙の文面を読んで、僕は「不当労働行為」(正当な理由なき団体交渉拒否)などという法律用語では全く言い表せない、フリーター的労働者をバカにしまくった「敵」の意思が否応無しに感じられ、怒りがフツフツと湧いてきた。

「敵の意思」とは、資本主義社会において構造的に現れる「敵」の意思であり、無能で凡庸な一人の弁護士の脳味噌とは関係ない。(弁護士などはしかし、アルチュセールのいう「イデオロギー装置」の一部品である)

この怒りを目の前の卑小な敵に叩きつける以外に「勝利」も「解決」もない。

ところで、なぜ僕のこの怒りは凝り固まってしまうのか…。それは、資本と労働との敵対線から一歩もひかず、敵と向き合ってきた階級闘争の意思、それが書き込まれた「団結権」という憲法条項の意味を理解し、ともに闘おうとする者が余りにも少ないからだ。もちろん尊敬すべき少数者はいるが余りにも少な過ぎる。

階級闘争とは、「資本と労働との間には何の共通点もない(The working class and the employing class have nothing in common.)」(世界産業労働者組合のスローガン)という思想の具体化であり、そして資本という「敵」と直接向き合うことなしに、この資本主義という歴史を終らせることはできない、という認識の表現だ。さらに言えば、資本主義という支配的な社会のありよう自体を根底で問題にしないような、一切の「改善」「改良」「代案」などクソクラエということだ。

資本という敵は「総資本」として初めて存在するのであって、「個別資本」、たとえば中小企業一つを叩きのめしたところで資本主義が潰れるわけではない。しかし、あくまでも個々の職場の、場合によっては「いい人」ぶっているかもしれない経営者や偉そうな顔をした上司と、働く労働者とは本質的に相容れない原理に基づいて存在しているということを理解する、あるいは感じることができるかどうか…。そして、その認識から、資本(という経済原理)を敵として、それに向き合って闘う以外にこの腐った社会を終らせる道はない、とはっきり自覚したときに、他でもない自らの主体性が問われるという過程、そこで越えなければならないハードル、越えなかったときにおそらく自分の中で死んでしまう何か…こういうことを知らない、理解しない人間が語る資本主義とは、あるいは社会変革とは何なのだろうか?と思う。

…この腐り切った社会のありように対しては、いろんな抵抗や闘いがあると思う。しかし、基本的には現在の自分を肯定しつつ、それを守るために、支配的なものからはあえて言えば「逃げて」しまい、どうにか「別の循環」をつむぎ出そう、そこに入り込もう、そうすればいつかは資本主義もダメに…というような発想はよく目に留まる気がする。僕は、いま湧き出てきた怒りに凝り固まっていることを承知しつつ、でも、どうしてもそういう発想への違和感を抑えられない。

僕は、資本の原動力になると同時に、その資本によって規定されまくっている自らの生それ自体を、そのまま、資本に向け、資本を没落させる武器に転化すること、すなわち、自ら没落することを欲する危険な階級/群集として資本に対峙することが真の闘いだと信じる(その主体を「労働者」と言うかどうかはさておいても)。

いま、あのチンケな弁護士の手紙を読み、改めて込みあげたこの怒りの質、この怒りの、小さいけれども、確実に資本の何かとぶつかってキシんでいるこの怒りの立体性は、今の僕にはそういう風にしか表現できない。

僕は長いこと「アカデミヅム」と言われる世界に接して生きてきたので、抽象的・観念的な思考や言葉使いにそれこそ凝り固まっている部分があるに違いない。しかし、いま小さな職場での闘いを通じて僕が感じているこの小さな怒りは、具体的・物理的、唯物論的な怒りだ。この怒りを僕はfufの身近な仲間と世界中の貧民労働者プレカリアートたちと共有しながら闘い続けるつもりだ。
| 組合活動 | 19:53 | comments(0) | - |
どぶろく祭


┏━┳━┳━┳━┳━┓
┃ど┃ぶ┃ろ┃く┃祭┃ 屋外(!)上映会+貧乏人デモ大行進
┣━╋━╋━╋━╋━┫―――――――――――――――――――
┃映┃画┃+┃デ┃モ┃ 2007年12月24日(月祝)17:00〜
┗━┻━┻━┻━┻━┛  
モ テ る 者 と 持 て な い 者 の 格 差 戦 争

クリスマス!?
優しい気持ちで過ごすには、あまりにもニセモノ臭い季節。尖っ
た気持ちでいるには、あまりにもまどろんだ空気…。

もう「勝ち組」だとか「正社員」だとか、趣味の悪い競争ゲーム
なんかに加担するのはゴメンです。そんなくだらない「自由競争」
から抜け出て、自分の「生きづらさ」に耳をすませてみる時、
「自己責任」なんていう残酷な言葉とは全く違う何かが聞こえない?

学校や職場や家庭や性や恋愛を多種多様に生きている私たちが、こ
の場所から、自分たちの内側から、生きることや働くことの意味を
問い続けたいんです。
イメージして欲しいこと───問い続ける中で最後まで残るのは、
労働や生をめぐる「生きづらさ」の感覚…その感覚は、労働や生の
意味を勝手に押しつけてくる政治や社会に対する「闘い」とじかに
繋がっているってこと。

映画『素人の乱』は、今の社会に対する違和感を「騒動」にして
いる人々の衝撃のドキュメンタリー。この映画を野外上映会で観た
後は、そのまま路上になだれ込んでデモ行進へ!路上で叫び、黒く
汚れた12月24日に「抵抗」という名の酒を一緒に密造しよう!

               ★

「ドキュメンタリー 素人の乱 amateur riot」
 中村友紀監督作品 2007年 105分
東京・高円寺北中通り商店街を拠点にリサイクルショップ、インタ
ーネットラジオ、古着屋などを展開しつつ、また「PSE法反対デモ」
「家賃をタダにしろ!デモ」「俺の自転車返せデモ」「三人デモ」
などなど、街中で騒動を繰り返してきた集団の軌跡を記録した映画
が「ドキュメンタリー素人の乱」。撮影素材600時間、1年半とい
う長期密着ロケから見えてきたモノとは?

 ※電気用品安全法(通称PSE法)。電気製品の安全性を確保する
  ことを義務付ける法律で、規制対象となる製品は冷蔵庫や洗濯
  機、テレビ、ゲーム機や、アンプ、シンセサイザー、オーディ
  オ機器等の売買ができなり、つまり中古製品は売買禁止となる
  法案。

               ★

12月24日(月・祝)@今泉公園 (福岡市中央区今泉1-8)
★晴天時
 上映会 17:00〜衝撃の映画「素人の乱」
 デモ行進19:00〜デモ大行進

★雨天時(上映会)
 新光ビル2階会議室(福岡市中央区天神4丁目4-24)
地図→ http://tinyurl.com/dd9ly
上映会 17:00〜衝撃の映画「素人の乱」

主催 :フリーター/非正規雇用労働者ユニオンふくおか
Tel.090-2088-5380(オノ)
http://fufukuoka.web.fc2.com//

★どぶろくを勝手に作るのは違法です。しかし米から酒を作ること
が違法行為となるとは一体どういう社会なのか?酒造法…それは私
たちの自由を奪うくだらない法律の象徴。職場の上司、地主、経団
連、そして酒造法…それら一切の自由の敵に抵抗し続けて私たちが
勝利の祝杯を交わすまで、どぶろく祭は終らない!

★今回のデモでは、打楽器を鳴らして行進することが裏テーマ。あ
なたの打楽器を熱望! 日没後なのでヒカリモノ(サンマ・サバな
どの青魚類は不可)、ダンサー、コスプレ、カンパ、米、味噌等も
熱烈大歓迎しています!
| 集会・行動などの告知 | 01:10 | comments(1) | - |
反!G8学習会
G8学習会
11月17日(土曜日)
15:00〜18:00
場所:新光ビル5階B室(天神4−4−24

2008年6月には北海道でG8サミットが開かれる…。G8?それは戦争や資本主義によって地球規模で労働・生活の破壊をおし進めている各国の政治屋ども(もちろん日本の首相含む)が集まって、高級料理にシタヅツミを打ちながら、次にどの社会をどう破壊するかを決める陰謀会議みたいなものだ。

きたる17日(土)、フリーターユニオンふくおでは、このG8について学び、前回ドイツで開かれたG8サミットに対する抗議行動に参加してきた仲間を大阪から招いて報告を聞き、フリーター的貧民/労働者/失業者/野宿者による抵抗運動によってG8のもたらす害悪に抵抗する可能性について議論します。是非気軽にご参加を!

ゲストのかねはぎあつしさんのプロフィール。
1972年6月21日、広島県に生まれる。3週間後、大雨の土砂崩れで親戚が死ぬ。 1985年、部落解放運動に拾われる。1987年、主体を固める。1989年、解放運動を追い出される。その後、さらに左に傾く。1996年、釜パトをつくる。2002年の秋から黒装束になる。今年、サミット反対でフランス、ベルギー、ドイツに行く。

信条「転んだら起きろ、痛けりゃ休め」
最近はちょっとベジタリアン
休みの日は家で谷山浩子かけながら編物してます。



問い合わせ:090−2088−5380(小野)
| 学習会 | 19:01 | comments(0) | - |