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「フリーターユニオン福岡」のブログ
2008.01.29 Tuesday
【2・1学習会】なぜわれわれは「フリーター」を名乗るのか?
★2月1日(金)19:00〜「フリーター労働運動の<名前>をめぐって」
事前にテキスト読んでなくても参加歓迎です!コピーもありますし、なるべく分かりやすくテキストの内容などを要約発表します。そのうえで単に小難しい議論ではなくて、自分たちの日常的な生存と労働の実感から自由にいろんなはなしをする場にしたいと思っていますので、気軽に参加してください! 内容:fufは「フリーター労組」。でも「フリーター」は狭い意味じゃない。「ニート」でも「ヒキコモリ」でも「失業者」でも「正社員」でもfufに加入して、一緒に活動・運動できる。いろんなかたちで、いろんな不安を抱えながら労働/生存している私たちをつなぐことができる言葉は何だろうか、そして何が「私たち」を分断しているのだろうか?「労働者」「ピープル(人民)」「プレカリアート」「マルチチュード」「フリーター」…私たちの「集団的な主体性」を表現するさまざまな言葉について考えてみたい。 テキスト:『季刊ピープルズ・プラン35号』「特集:マルチチュード/ピープル/プレカリアート ―グローバリゼーションに対抗する主体を構想する」 ≪申し込み≫ピープルズ・プラン研究所 tel:03-6424-5748 fax:03-6424-5749 http://www.peoples-plan.org E-mail:ppsg@jca.apc.org 書店取り寄せもOKです。 2008.01.21 Monday
【報告】G社F校雇い止め阻止闘争
G社F校による小野さんに対する雇い止め阻止闘争について関心を寄せていただいているみなさん、ご支援をいただいているみなさんにとりあえずのご報告をさせていただきます。
G社F校から雇い止めを通告された小野さんに対する言語道断の不当労働行為として行われた「雇用関係不存在確認」を求める提訴について、同社は組合からの訴訟取り下げ要求に同意しました。 小野さんは何よりも「普通に安心して働き続けること」を求めていますが、とりあえず訴訟の取り下げも、当然のこととはいえ、組合が団交の結果勝ち取った大きな勝利です。 小野さんの雇用については今後の協議に委ねられます。 引き続きご支援をよろしくお願いします! 2008.01.12 Saturday
08年新春街頭アピール行動の巻
今年も天神コア前やります!っと、小雨ちらつく中、fufメンバーでいつものようにやり始めた街頭アピール。 行動の定型化を避け、常に真の「路上奪還」を期すべく、ビラマキや演説もそっちのけでスピーカーから「社長リストラ」などと音声をエコーさせつつ謎のミニシンセなどを活用して創造的な罵声(?)を上げようとしていたところ、「私服」なのか「制服」なのか何だか分からない装いのおじさん(一人は若いか?)二人が、いちゃもんつけてきました。 ??? そんな新年早々大胆な…と思いつつ「どなたですかあ?」と尋ねると中央署のお巡りさんだという…。一見それと分からない監視カメラのように悪質です。警察は警察らしく制服ぐらい着て歩いて欲しいものです(どっちにしても職質など迷惑千万ですが)。 ポリさまたちはどうやら我々の言論表現行動に介入を試みているようなので、けん制しつつ押し問答をしていると、間もなく彼らも強気になりはじめました。ポリさまたちは「道路使用許可を出せ」とか「バナーを外せ」とかおっしゃるのです。 「いけませんよ、新年早々、そんな法も秩序もないようなご発言は!」とみんなでなだめるも結構しつこい。「道路交通法違反」がどうだこうだと言うので「何を?何が何条違反か言うてみい」と言うと「何条とか関係ない」などと開き直るので徐々にfufメンバーはブチギレはじめました。通行人に向かって不当な職務質問と解散命令を弾劾する演説をガナリはじめる組合員。まさにパンドラの箱を不用意につついてしまったポリさまたち。またたくまに街の一角は大騒動に!ポリさまを写メしようとすると、ものすごい剣幕で嫌がって、携帯を叩こうとしたりするからびっくり。 反撃を続けていると、またしても今度は、「身分証明書の提示などを求めさせてもらってよろしいでしょうか」というようなどこぞの店員のような言葉遣いで言われました。…意味分かりません。 しばらくすると、ご年配のお巡りさんが、携帯でどこぞへ連絡をとっているかと思うと、「さっ、行こう」とか言って、私たちに謝りもせずに二人は街の雑踏の中に消えていきました。 中央署に問い合わせたものの、このゴロツキ政治集団に解散を命じる根拠は教えてもらえなかったらしいですな。 見事なポリ公撃退劇が周囲に結構な注目を浴びていた私たちのビラのはけもよく、お巡りさんが去った直後に「会釈」をしてチラシをとりにくる「市民」の方もおられました! ああ、ほんの短い街頭アピールだったけど、新年一発目の爽快な「路上奪還」行動でありました。fufは路上の自由、言論・表現の自由を侵害する警察の職務質問など断じて受け入れません。 2008.01.12 Saturday
ミニ・イベント −今後の予定−
★2月1日(金)19:00〜「フリーター労働運動の<名前>をめぐって」
内容:fufは「フリーター労組」。でも「フリーター」は狭い意味じゃない。「ニート」でも「ヒキコモリ」でも「失業者」でも「正社員」でもfufに加入して、一緒に活動・運動できる。いろんなかたちで、いろんな不安を抱えながら労働/生存している私たちをつなぐことができる言葉は何だろうか、そして何が私たちを分断しているのだろうか?「労働者」「ピープル(人民)」「プレカリアート」「マルチチュード」「フリーター」…私たちの「集団的な主体性」を表現するさまざまな言葉について考えてみたい。 テキスト:『季刊ピープルズ・プラン35号』「特集:マルチチュード/ピープル/プレカリアート ―グローバリゼーションに対抗する主体を構想する」 ≪申し込み≫ピープルズ・プラン研究所 tel:03-6424-5748 fax:03-6424-5749 http://www.peoples-plan.org E-mail:ppsg@jca.apc.org 書店取り寄せもOKです。 ★2月15日(金)19:00〜 労働法/労働問題学習会 −労働組合とは?(仮)― ★3月上旬に上映会企画中 場所は全て北天神にあるfuf事務所です。 問い合わせは090−2088−5380(小野)までお気軽に。 2008.01.07 Monday
新聞記事などについて雑感…
最近立て続けに新聞社の取材を受けた。それらはfufの活動と不可分なのだが、主に「個人」に焦点をあてるかたちの記事になった。個々の記者たちは誠実な態度で取材をしてくれるし、結果として書かれた記事に「嘘」はない(多少の事実誤認を含む行き違いはあれど)。
しかし記者たちの意図はともかく、あのようなマスメディアに乗るということは、「分かりやすい」フレームに押し込まれ、切り刻まれるということでしかない。記者たちもそれぞれの組織内で「上のもの」(新聞の場合は「デスク」とやら)とせめぎ合うこともあるだろう。しかし、どんなに僕たちが自分たち自身の声を伝えようとしてもやはり限界はある。当たり前だが新聞やテレビは自分のメディアではない。それを承知でこちらもfufの宣伝のためにもこちらから取材を依頼することもあるし、取材を受ける。しかしこれまでテレビや新聞の取材をかなり受けてきて、マスメディアが構造的に持っている「分かりやすさ」という名の暴力を何度も実感してきた。マスメディアは「フリーター」「ワーキングプア」その他の存在を「犠牲者」としてなるべく悲惨に、情けなく描くことしかできない。そのうち「フリーター」や「ワーキングプア」も消費され尽くして飽きられるだろう。 とにかく… fufの活動をやるにあたって、私たちは政治や経済の「犠牲者」として救いを求めているのではない。単に調子の良い「犠牲者づら」をして「俺たちを助けてくれ」「政治が悪い」などと言っているのではない。「俺は頑張ったのに報われない」などという風に「個人」に焦点を当てられることは全く望んでいない。この社会の中である生かされ方/働かされ方を共有しているものが集い、自分たちが異議申し立てのためにあげる声がそのままもう一つの世界、自由に繋がる(それこそが政治である)から声を上げているのだ。 自分たちが声を上げることによって社会を変える。その単純な態度がこれほどまでマスメディアに載りにくく、伝わりにくいのはなぜなのだろうか?小さくても自分たちの声を自分たちで増幅させるしかない。 2008.01.06 Sunday
サンタクルズ「ゴミ」オーケストラ
SANTA CRUZ TRASH ORCHESTRA やられたー。アメリカの貧民アナキスト集団!他にも写真とかいろいろ要チェック。「audio」のページにしょぼいmp3いろいろ。我々fufも負けられん。 このグループは戦争、環境破壊、自由貿易、人種主義や階級支配のクソタレども、企業とその忠犬メディア、抑圧的な諸法律、ファシスト警察国家、そして資本主義自体に反対し、先住民の権利、女性や子供の自由、市民的自由、言論の自由、貧困とホームレス問題、アナキスト的・反権威主義的諸活動に関心がある全ての人に参加を呼びかけている。 2008.01.03 Thursday
<暴動>
ケニアで「暴動」が起きている。新聞報道には「暴徒数百人がガソリンをまいて放火、逃げだした人々は投石されたり、なたで切りつけられたりした」…などとある。
ところで僕は先月の「どぶろく祭」のデモで拡声器を持っていろいろと喋ったり叫んだりしていたが、僕は思わず「天神から暴動起こすぞ!」などと叫んでしまっている。拡声器というのはそれ自体が権力的なので、拡声器をずっと握っている人間は、自分が何を主張するかという内容や言葉についてはそれなりの責任を問われる。僕もfufで議論したことなどを一定は踏まえて考えながら喋っていたつもりなんですが…。youtubeに上げた動画などにはそんな僕の無責任な暴言がばっちり入っているので、一応の説明責任を果そうと思います。このような言葉ひとつでfufが何ものであるのかを判断して、関心を失ってしまう人がいるとしたら残念なので。 「暴動を起こす」などという目的はfufの綱領にもないし、単なる「レトリック」としてすら、他の組合員からも批判されるような僕の「失言」です。fufにはさまざまな思いの組合員が集まって、いろいろ議論をしながら活動を進めています。僕のように乱暴な言葉使いを好むのはどちらかと言えば少数派です。 別にケニアの暴動に関する報道を見て、「ああ暴動というのはこういう現実なのか」などと間抜けな感想を持って反省しているのではありませんが、言葉が連想を誘うのは当然です。あくまでも「個人的には」、自分がこの日本の中で向き合っている状況、日常的なスペクタクルを「破壊」するためには、<暴動>の一つくらい起こしてみたいという気持ちがないとは言えません。それがどんなに抽象的・観念的なものであれ、そのような乱暴な言葉によって自分の中の何かが名指されることはあります。ロックなどの歌詞だと許されたりする(消費できる)ある種の乱暴な言葉も、デモで叫んだら許されない(消費できないから許されない)ということはない、そのような区別こそ許されないと僕は思っています。 「大統領」と呼ばれるような人間たちは基本的に公的な場で乱暴な言葉使いはしませんが、実際に大量虐殺を行います。かれらは暴動は鎮圧する一方で、「平和」「民主主義」を騙りながら空爆をやってのける人たちです。だから僕はいつもそういう人間ですら使う言葉、例えば「平和」などという耳障りのいいだけの言葉を、何の批評も注釈もなしには使いたくはないし、使いません。むしろ「あいつら」との敵対性をごまかさず、剥き出しにする言葉をこそ選ぶ。僕にとって「暴動起こすぞ」という、やや先走り過ぎかもしれない言葉も、その言葉を聞いて真っ先に自分が「被害者の側」にまわることを想像してしまうような精神と自分を区別したいというような動機から叫んで(しまって)います(すでに区別し切っているというわけではありません)。 しかしあくまでも今回は「暴動」教唆がfuf全体の見解とは無縁であることを断っておきたいと思います。m(_ _)m
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2008.01.02 Wednesday
雇用偽装に関するアメリカの動き
世界産業労働者組合(IWW)のニュースを見ていたら、フェデックスが運転手を「個人事業主」として扱い、雇用を偽装していること関する記事があった。関連事項を調べていたら去年八月のアメリカ・イリノイ州での「偽装」を違法化する動きについての記事があったので抄訳を掲載します。アメリカの労働(法)事情などは全く詳しく知らないが、各州の独立性の高さと、「ブッシュ後」の揺り戻しというようなことがある程度はありえてしまうような政治構造がポイントだろうと思う。
マイクロソフトなども90年代に同様のケースで裁判に負けて、社員を「労働者」として再評価することになったそうだ。 19世紀以来のグローバル資本の本能に抗するためには労働者自身が声を上げるしかない。 アメリカの建設労働者 イリノイ州で違法な契約労働への禁止を勝ち取る |