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<書評><「米陸軍サバイバル全書」米陸軍省編>
米陸軍サバイバル全書
この米陸軍サバイバル全書は、
もはや人間社会で生きることを諦めた人
もしくは人間社会と戦うことを決意した人にはうってつけの本です。

この本の内容をマスターすれば、
人間関係に苦しむことも
搾取されることも搾取される財産も無い快適なアウトドアライフを
力尽きその命の灯が消える日まで楽しむことが出来ます。

人間と生きることに疲れたヒキコモリの皆様。
この本があなたに
人とうまく生きられない人間が、人と会わずに生きるための一つの方法と。
人と生きることと一人で生きることの選択肢は自分の手の内にあることを教えてくれるでしょう。

職を失った、就職先の見つからない失業者の皆様。
この本の内容を実践することがあなたに
職を探さねばならない、しかし職が無いと言う不安とあせりを取り除き
職業が無くても生きられるかもしれないと思える安心を提供してくれるでしょう。

現在の秩序に逆らう反逆者の皆様。
この本の内容を実践することがあなたの
隷従せよと強制する、現体制に対する強力な武器になるでしょう。

これから社会に出ようとしている青少年の皆様。
この本があなたにとって、
生きていくとは何なのか、
生きていく上で本当に大切なものは何かを考えるときの手がかりになるでしょう。

この本の中身は実践せずとも
・サバイバル医療・シェルターの作り方・飲料水の確保・火の起こし方
から、NBC(核・生物・化学)兵器への対処法まで、
読むだけでも面白いものばかりです。

皆さんは理科で習った火の基本原則をおぼえていますか?
第7章「火を使いこなす」より火の基本原則をちょっと覘いてみましょう
「燃料(非ガス化状態)はそのままでは燃えない。
燃料は加熱して初めてガスが出て、
このガスが空気中の酸素と結合して燃えるのである。
しかも火の三要素、空気、熱、燃料の一つでも欠けると火は燃えてくれない。
火をその能力いっぱいに燃やすには、
これらの構成要素の割合が重要になる。
この割合を学ぶ唯一の方法は訓練しかない。」
しびれますねぇこの言葉、唯一の方法は訓練しかない。
さぁ若者よ書を捨てよ街で燃やそう。
人が書いた文章なんか読んでも何も変わんないよ。

この本は米陸軍省のものなので
第20章「非友好地域でのサバイバル」、
第21章「偽装技術を学ぶ」、
第22章「現地住民と接触する」など
戦時にしか関係の無いものもありますが
家にいても仮想空間でのアウトドアライフが楽しめ、
天変地異の際にも役に立つしろものです。
「米陸軍サバイバル全書」
一家に一冊とは言いませんが、是非御一読されてはいかがでしょうか?




<書の批評者 自己紹介>
今井恒平 21歳現在無職
高校中退後ひきこもり現在fuf組合員。
最近は以前より外出及び人と合う回数も多くなったので今ではニートか?

おまけ 『なぜ米陸軍サバイバル全書なのか?』

今井「今回、私、今井が書評を書くことになりました。」

御婦人「ねぇねぇお兄さんなぜ労働組合のブログで
「米陸軍サバイバル全書」なの?」

今井「ちょっと奥さんHPの文章を読んでください。
我がフリーターユニオンふくおかは労働/生存組合なのです。
労働組合であるとともに生存組合なのです。
生存と言えばサバイバルでしょう。そうでしょう奥さん?」

御婦人「えっえぇ…、でも生存組合の生存とサバイバルじゃ
ちょっと意味するところが変わってくるんじゃなくって?」

今井「まぁまぁ細かいことはお気になさらずに
常に最悪の事態、無一文になったときのことは考えておいて損は無いでしょう
息子さんが独り立ちするときに一冊いかがですか?
もしお子さんが無一文になってもこれさえあれば安心ですよ」

御婦人「そういわれればそうねぇ
うちの子も一人暮らししようとしてるところだから
一冊頂こうかしら」

今井「毎度あり。で、息子さんのご自宅はどちらに?」

御婦人「あら、自宅まで届けてくださるの?」

今井「いやいや、サバイバルの技術は読むだけでは身につきません
私が今から山奥に連れて行って
息子さんが一人で生還できるまでに鍛え上げて差し上げましょう。」

御婦人「……。あらやだ、私、天婦羅を揚げてる途中だったわ
はやく家に帰らなくっちゃ
それではごめんあそあせ。ほほほほほほ」

注意…現実には私にサバイバルスキルはないので
弟子入りは謹んでお断りします。

<終わり>
| レビュー:注目の書籍、映画など | 04:02 | - | - |
共闘、団結といふけれど
先日全国の独立系学校労働者組合(全学労組)が集う集会に呼ばれてfufから8名ほどが参加した。fufのTさんは「北九州がっこうユニオンうい」の書記長であり、かつfufの最初期から活動を共にしてきた仲間である。彼女をリンクにした、ある意味では曖昧な「つながり」を、必然的な共闘・連帯にできるのか否か。「学校労働者」として(しばしば「不適格教員」のレッテルと闘いながら)団結している組合と、「フリーター」という主体を名乗っている(しばしば労働者として不適格であることの中でもがいている)fufは、両者とも「新自由主義」と総称される社会の流れにあちらこちらで翻弄されているが、やはり決定的に違う現実を生きてもいる、その両者が「共闘」する必然性はあるか、それを探る出会いだった。もちろんまだ答えなど出ていない。素晴らしき「不適格教員」たちと酒だけはたっぷり汲み交わした。そのうち何か得体の知れないものが出てくるかもしれない。

全学労組の方から「最近fufはブログを更新してないね」と言われた。僕自身はやや海面すれすれを漂うようにいろいろと考えている…「労働/生存組合」を名乗るfufの可能性について。fufにはいま進行中の団体交渉が一件あり、そして路上奪還のための陰謀を日々働かせている。それらがメインの活動になっている。fufはいわば正社員とヒキコモリの団結を創造しようとしているが、その団結を、僕たちは単なる労働形態ないしは社会階層として分類される「フリーター」ではなく、新たな主体としての<フリーター>という名前で表現しようとしている。この社会の中で流動化し、不安定化する生と労働の中にある我々は正社員であってもニートであっても、決定的な部分において「共にある」のではないか。そのことを表現し、それを闘いの資源にしたいのだ。「プレカリアート」などという言葉で語られることもある、それは新たな集団(社会)が生まれようとする蠢きだ。

しかし主婦でもあるパート労働者たちの現実を軸とするたたかいと、時に街頭でゴロツきながら、家からぼちぼち「寄り場」に出てくるようなフリーターやニートたちのたたかいが、fufの活動の中できれいな焦点を結んでいるわけでは決してない。労働や生存の状況も見事にバラバラ。賃上げのために経営者を追い詰めようとする組合員、いかに働かないで生きていくかを果敢に追求する組合員、就職しようとハローワークでもがいている組合員、解雇撤回闘争をやり遂げた上で古い職場と決別して新たな仕事を始めた組合員も、ある者は「仕事辞めたい」とぼやき続け、ある者は新たなバイト先にそれなりに満足していたりする…。そんな僕たちは、それぞれにとって確実に存在する、生きる(働く)ことの中にある抵抗を、「共にある」ことへと組織化し、それを抑圧するものと闘うための模索を続けている。

とにかくみなさん、fufはいま、やるべきことはやりながらフワフワ漂っていますが心配御無用です。
fufはぼちぼちやってゆきます。まだまだ僕たちにはやらねばならないことがあるのです。
資本制国家を腐らせるために。

(ono)
| 組合活動 | 12:12 | - | - |