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「フリーターユニオン福岡」のブログ
2009.03.23 Monday
ピアノ講師を使い捨てるカワイ音楽教室!
カワイ音楽教室、ピアノ講師を使い捨て!
労働条件改善の話し合いを求めた講師Qさんを契約打ち切りで排除! 「法令遵守」をうたう大企業が堂々と偽装契約! 労働組合の指摘には法的な反論もできないまま団体交渉を拒否!違法行為の上塗り! カワイ楽器は「感動を伝える」企業らしいが、裏で講師を使い捨てて何の「感動」なのか! 私たちは河合楽器による講師の使い捨てを許しません。正当な理由なく契約を打ち切られたピアノ講師Qさんが安心して働く権利を取り戻すまで声を上げつづけます。 カワイ音楽教室は多数の講師とのあいだに「委任契約」という契約を結んでいますが、これは、実態としては会社と講師とのあいだに「雇用」の関係があることをゴマカす「偽装委任契約」であると組合は考えています。 ある人が「雇用」されているかどうかを判断するには、その人が会社の一員として組織に従属しており、上司などの指揮命令に したがい、時間や場所を拘束されて働いているかどうかなど、いくつかの要素によって判断されますが、カワイ音楽教室のピアノ講師の場合は、裁判の判例でも確立している複数の基準から考えて「労働者」としての性格が濃厚だと言えます。 そもそも「委任」というのは、専門技能を持つ独立した事業者に、特定の業務を任せることです。確かにピアノ講師という仕事には専門的な能力が要求されますが、カワイ音楽教室は必ずしも講師を信頼して業務を任せてはいません。会社は「強制ではない」などと言い逃れをしつつ、各種の研修などを講師に課して、カワイ音楽教室の一員として河合の方針に従って働くように講師を指導・指揮しており、講師は時間的場所的に拘束されて働いているのはもちろん、事実上の上司もいます。講師との合意も不明なまま、「研修費」などが給料から天引き扱いされていましたし(組合の抗議で、研修受講は「任意」であり、天引きは不適切だったと会社は認めましたが、他の講師についてはこれまでどおり明確な合意もなく「研修」を当然のように受けさせて、天引きを続けています)、講師が報酬(これまた相当低い!)を上げるためには、お金を払ってカワイの指定する「グレード」なる資格を取得しなければならなかったり…。これらは「委任契約」の常識からはちょっとありえない実態です。 確かにピアノ講師の働き方はごく普通の会社員のイメージなどとは違いますが、どんな形態であっても、企業が人を労働力として使用するかぎり、働くものには安心して働く権利があるはずです。少なくとも、会社が実態としては講師を労働者として「使用」しているのに、労働基準法の適用を逃れて、会社の都合でいつでも講師を使い捨てるために、一年単位の委任契約を更新しつづけるようなことは全く不当なことです。 カワイ音楽教室を運営している河合楽器製作所は一部上場の大企業として「法令遵守」をうたっていますが、上のような論点に関する組合の指摘に対しては、何の根拠もなく「契約は正当」と言い張るだけで、しかも組合が交渉を要求した後に、それまで本人は明確に伝えてもいなかった問題点を挙げ連ねて契約更新を拒否したのです。 カワイ音楽教室は、組合側の主張に対しては何らまともな説明も反論もできないまま、どんなかたちで働く者にも認められている権利であり、使用者の義務である団体交渉すら拒否して、他の圧倒的多数の講師は何の問題もなく契約を更新しているにも関わらず、組合を通じて意見を申し立てたQ講師を排除したのです(ちなみに契約の形式が雇用であれ委任であれ、団体交渉の権利は相当広範に認められています)。 こんな会社が「子供に感動を伝える」…ってどういうことでしょうか?子供に感動を手渡ししているのは、実際に子供と接しながら働いているピアノ講師であっ て、高い給料をもらって事務所でそっくりかえっている経営者、人を簡単に使い捨てる経営者ではありません。Qさんは音楽を通じて子供たちとふれあえる仕事 を心から愛しています。そんなQさんが、労働組合を通じて労働条件について会社との話合いを求めただけで、会社は後から何の説得力もない理由を挙げつらね て契約更新を打ち切ったのです。私たちはカワイ音楽教室のやり方をとうてい許すことはできません! カワイ音楽教室は団体交渉に応じろ! 偽装委任契約、使用者責任逃れを止めろ! ピアノ講師を使い捨てるな!
| 河合楽器・カワイ音楽教室 闘争 | 00:18 | - | - |
2009.03.19 Thursday
麻生政権の排外主義、国益教に抗議する
労働運動の究極の目的は何だろうか?それは「自分(たちだけ)が安定した労働と生活を獲得すること」?そんなものならば労働運動など、労働法だって、糞食らったほうがいい。労働運動の目的は、全世界のプロレタリアート/プレカリアートが民主的に社会を構成し、その果実を平等に享受することである。麻生政権の腐りきった排外主義と、日本にいるマジョリティでありながらこれに抗議もしないくせに「政治」を、あるいは「正義」を僭称している全てのやつらに我々は反抗する。(ono)
下記はビラとしてバラまくfufとしての声明である。 ---------- 麻生政権はコクエキ教の信者 朝鮮総連の資産凍結方針=民族排外主義に抗議する! 素晴らしき低支持率の麻生政権は、北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と称している発射実験を行った場合、在日朝鮮人の団体である朝鮮総連の資産を凍結する方針を固めた。理由としては北朝鮮による発射実験が国連安保理の決議に違反するからだそうだが、安保理決議は「核実験又は弾道ミサイルの発射」を北朝鮮が行わないことを決議しているもので、北朝鮮による発射実験がこれに該当すると必死で主張しているのはどうやら仲良しこよしの日本とアメリカだけだ。麻生政権と同じ論理を仮に核兵器を大量保有するアメリカに適用すれば、国連をはじめとする国際社会の合意に反してイラクを攻撃し、一説では優に5万人を越える民間人を大量虐殺したアメリカ合衆国の国籍を持つ在日アメリカ人の資産が凍結されても全く不当だとは言えないだろう。しかし国連の合意がどうだろうが、何十万人殺されようが、アメリカの属国であることだけを脳味噌に叩き込んだ麻生政権が「国益」にならないこと判断することはあらかじめ選択肢から排除されているのだろう。 朝鮮総連は多数の在日朝鮮人の生活に直結するさまざまな機能を果たしており、その資産の凍結は多数の在日朝鮮人の生活への攻撃となる。明確な国際法違反とすら言えない可能性もある発射実験に対する対抗的措置が、なぜ日本で生活している在日朝鮮人の人権と天秤にかけられ、しかも当然のように人権が軽視されるのか。「国益」のためならば何万人のイラク人が殺されようがどうしようが構わない日本政府は、一に国益、二に国益、サンシも人権もなく、国益!国益!まるで「国益教」の信者だ!日本と北朝鮮の間には未だに国交が存在しないが、だからといって一般民間人の生活に直接打撃を加える制裁を行おうなどというのは、人権感覚が底無しに欠如した卑劣きわまりない発想だ。日本政府の発想は、第二次大戦中にユダヤ人を迫害したナチス、日系移民を敵国のスパイ扱いして強制収容所にぶちこんだアメリカの人種主義的政策と本質的にはなんら変わらないどころか、未だに戦前の日本の行いを正しいと豪語する自民党の外道政治家どもを見れば分かるとおり、日本政府による明治以来の韓国・朝鮮に対する蔑視・敵視の継続であり、「日本人を拉致したやつら」に対しては「在日朝鮮人を追い込んで」仕返ししてやるとでもいわんばかりのご立派な「外交哲学」の反映だ。 私たちは、多様な人々が共存して織りなす社会の可能性を民主主義的に最大化することだけを政治として支持し、その可能性を阻害する社会のありかたや政治に反対する。私たちは日本だろうが北朝鮮だろうが、人権より国益を尊重するような国家権力には反対する。在日朝鮮人やいま北朝鮮で暮らしている人々が民主的に社会を形成すること、それが、私たちがそうすることと共鳴しあい、互いに絡み合って新たな社会が形成される過程を正しいと考える。このことは、労働者の買い叩きや使い捨てに反対する私たちの考え方ともつながっている。民主主義と国益、人権と国益、労働者の権利と国際競争力などが、もし天秤にかけられるならば、私たちは絶対に民主主義と人権を選ぶ。私たちと同じ社会で、働き、生活する人々が、国籍を理由に迫害されること、それが正体不明の「国益」で正当化される。それは一体誰の利益なのだ?在日朝鮮人を排除するような醜悪な「国益」が、10パーセントたらずの支持率の麻生政権によって「民意」の反映だとされる…。それもやはり選挙の結果=民意の反映であり「国民」の意志だというならば、私たちはそんな「政治」に対しても「国民」に対しても真向から反対する。非国民上等!私たちは不安定貧民と非国民が群がる異物、国民国家にとっての異物だ!国家や資本の権力にとらわれず他者と共に自由に生きること、全世界の不安定貧民との連帯と共存をこそ選ぶ私たちは、卑劣で腐りきった「国益」などに、自分たちの意志を代表させることを絶対に拒否する! フリーターユニオン福岡
| 集会・行動などの告知 | 16:37 | - | - |
2009.03.12 Thursday
[勉強会]団結権の変態のために
勉強会「団結権の変態のために」
日時:3月20日(金)19:00〜 場所:fuf事務所(天神4丁目9ー12光ビル4.5F「タリ福岡」) さて、メーデー的陰謀も着々と進めているfufですが、ちょっくらお勉強会などをやります。ざっくりテーマを言えば、憲法に書いてある「団結権」とはそもそも一体何なのか、「生存権」とは?あるいは「財産権」とかいうヨダレの出そうな権利は誰のための権利なのか…いや、そもそも「権利」とは何なのか?いやいや、憲法とは何なのか…? なんでこんなに、いかにも大げさ壮大めいたいことを問うのか?僕たちはこの社会で、それらしく生きることもできれば、ある条件さえあれば、それらしく「運動」することだってできるわけですが、根底にある問い、分からなさや迷い、を回避したところで、実は何かに考えさせられている、なんてことが嫌でしかたがないので、根底に届く話がしたいのです。「権利が与えられているから行使する」とか正論を吐いても、何だかどうしようもなく無力に感じることがあるからです。 資本主義のなかで、そこそこの自由を与えられて軽々と泳ぐのでもなく、また資本主義の地平を部分的にくりぬいた(かのような)塹壕めいた空間のなかで自分たちの声が硬い壁に跳ね返るのを聞いてヒロイズムに陶酔するのでもなく、資本主義というさまざまな力と欲望まみれの地平の中にからまりまくった自己の中の抵抗の地点を掴んで、そこから資本の策略をひっくりかえすのに血眼なゲーマー(?)、あるいは致命的にそれを腐らせる術を知る菌使いたちの変態的隊列(?)を編成するために何ができるか。例えば団結権がある、それを使う、と。もちろん資本からの攻撃(資本という水攻め)に対して、とりあえず身を寄せあわなければ本当に生きてゆけないことすらあるし、あるいは自分を追い込んだ奴らに反撃するために、僕たちも労働/生存組合に寄り合って蠢いている。しかし、団結権が「組織化する権利 right to organize」なのだとしたら、いかに組織化するかという魅力的な問いを、攻撃に身を固めることに必死で忘れてしまったり、誰かが与えた定義(ましてや権力が許す範囲の定義)でその問いを埋めて安心してしまってはつまらない! 1990年にフランスの哲学者ジル・ドゥルーズという人が、われわれの社会が「規律社会(市民社会)」と呼べる在り方から「管理社会」という姿へと変化しつつあることを念頭に書いた、次のような極めて説得力のある言葉の向こうに、「団結権の変態」を構想することがいまこそ急務の課題ではないだろうかと僕は思っている。(ono)
2009.03.01 Sunday
ユニオンエクスタシーのストライキ
ただいまストライキ決行中!のようです。
学内でテントを立てて、その中にコタツをおいて座ってるだけなのに… 大学当局のみなさんが、なんだか粛々とテントを勝手に片付ける様が、 怖くて気になっています。 ぶつかることもなく…粛々と片付けられるテント。 でも、結局未だにストライキが継続!! がんばれ!ユニオンエクスタシー! (たけもり) 京都大学時間雇用職員組合 ユニオン・エクスタシー 私たちは、ストライキというものがわかっていなかった。 やってから、ああそういうことなのかとわかる。 エクスタシーはいつもそんなかんじです。 組合を作ったときも、組合というものはなんだかわかっていなかった。 ただ、「使い捨てにされること」への怒りがあってことをおこしてしまった。 今回も、知識も準備もなく、始めてしまった。 そう、それは、やっぱり怒りからであって、大西理事や人事企画課の人を傷つける言葉 「非常勤の業務は臨時的で補助的」「(解雇しても)新たな人を雇うまでだ」 そこまでバカにされたら、もう、ストしかない! (そんな言い方をされなかったら、私たちもこんな急なことは始めやしなかったと思う。)
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