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「フリーターユニオン福岡」のブログ
2010.11.12 Friday
本の紹介
『音楽家だって労働者』
委託も、請負も、みんな働く仲間だ 全国労働者組合総連合♪編 2010年5月15日発行 かもがわブックレット カワイ音楽教室の講師と同じような偽装委任的雇用は、ちまたにあふれています。 労働委員会の命令や最近の判例の動向などとてもよくまとまっています。
| 河合楽器・カワイ音楽教室 闘争 | 15:22 | - | - |
2010.11.10 Wednesday
カワイ:福岡県労働委員会救済命令
遅ればせながら、HPに河合楽器製作所への不当労働行為救済申立事案、救済命令をアップしましたので参照ください。
全文掲載しています。 ★カワイ音楽教室偽装委任との闘いは、現在、県の命令を受けて、中労委で係争中です。 第1回の調査は、11月22日に行われます。 なぜか、河合楽器製作所は、県の命令に対する再審査請求はなさず、福岡地裁へ 県の命令の取り消しを求める行政訴訟のみを提起しています。 組合側は、この訴訟にも県に補助参加しています。第1回は12月初めに行われます。 (河合の弁護士は本社のある浜松の方のようです) ★組合は、当然のこととして、県の救済命令を受けて、河合楽器製作所へ要求書を提出し 団体交渉を求めています。 現在、福岡事務所のみならず他の事務所での問題も要求として掲げ、団交を求めています。 ★福岡事務所は、性懲りもなく「求人広告」を出して、講師を募集しています。 生徒は増えていないにもかかわらず、講師は毎年募集しているという矛盾、しかも 広告のなかに「長く続けられる方」というような内容が書かれているのは、笑えます。 音楽教室の講師は、1年ごとの委任契約なんですからね!! 全国のすべての講師の契約書は、全く同じものですし…。 ★私たちは講師の使い捨てを許しません! 団体交渉から逃しません!
| 河合楽器・カワイ音楽教室 闘争 | 10:35 | - | - |
2010.11.05 Friday
11.1 学習会報告「働くこと・働かないこと・共に生きること」
「働くこと・働かないこと・共に生きること」
「退出する自由」「安心して失業できる(賃労働しない)社会」の実現こそが、労働者、無賃労働者双方にとってプラスになるというわけです。 そもそも日本の「普通の」労組が、普通の活動すら十分にできていないという指摘も組合員からなされました。働けない人の問題が深刻化した現在の状況に、従来の労組が十分対応できていないことを裏面から示しているといえます。この意味でも、やはり「働かない労働組合」を今この場で掲げるFUFの意義は大きいはずです。なんでも、この論文はマルクスの資本論を超克したとの評価さえ参加者からなされました(笑) では、具体的にどのような組合活動をしていけばよいのか。「働く」とはどういうことか、そして「共生」とはどういうことかを通して、議論がありました。
参考論文では、「働く」とは何も「賃労働」に限られるべきではない、という指摘も重要です。 では、どのような「働き」が尊いと言えるのか? 本来の「労働」を資本から取り戻すことは、難しいようで簡単なことから始められるのかもしれません。各自がどのような「働き」ができるかを考えてみることは、さらに「ともに生きる」ということにも繋がっていくはずです。
議論のなかでも、複数の人から、他者から承認を得られない疎外感や、職場同僚内での孤独感、社会のなかでの孤立感を強く感じるとの意見が多くだされました。 「労働」が共生を破壊するような賃労働だけになってしまって、共生を築くための「労働」が忘れ去られているのかもしれません。今の社会状況では、価値観の異なる他者との共生というのは実際には容易に実現できるものではないでしょう。
| 集会・行動などの報告 | 14:18 | - | - |
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