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「フリーターユニオン福岡」のブログ
2011.03.31 Thursday
原発労働と労働災害
福島原発で作業に当たっている労働者の状況が
報じられています。 http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2011033062688 報道されている通りであれば、命がけで作業に当たって どうしてこのような待遇を現場の労働者に強いるのでしょうか。 ろくに物資も補給せずに作業にあたらせる愚かさについては 徹底的に糾弾されるべきです。 現在、作業に当たっている労働者は被曝の危険に晒され続けていることはもちろん、 それ以外の人たち全てもそのような危険に晒されています。 一方で、今のような状況だからこそ、被曝の危険に晒され続け 被曝被害にあい続けてきた人たちが存在し続けてきたこと、 そして、その人たちが抱える問題が未だ 解決を見ていないことについて、今一度、思い起こす必要があります。 原発での作業に従事して被曝した場合には まずは労災の対象になります。 そして、労災保険でカバーできない補償分については 民法上の損害賠償請求を企業に対して行うことになります。 ただし、原子力の場合は「原子力損害の賠償に関する法律」を 根拠に損害賠償請求を電力会社に行うことになるでしょう。 詳しくは下記のリンクを参照にしてください。 http://www.cnic.jp/modules/smartsection/print.php?itemid=126 ところが(あるいは当然というべきなのでしょうか) 実際に、被曝による労災認定を認めずに、 訴訟にまで至っているケースもあります。 http://www.jttk.zaq.ne.jp/hibaku-hantai/nagaosan.htm http://www.jttk.zaq.ne.jp/hibaku-hantai/kiyuna-keika.htm 九州の原子力発電所も、関係者の話によると 原発で実際に作業に携わっている人たちは下請の労働者 あるいは外国人労働者を使っている場合もあるそうです。 そのような労働者が被曝していないとは限りません。 原子力発電所での作業に従事した結果、 不幸にも被曝をして健康を害してしまった方も おられるかもしれません。 そのような問題を抱えている方、 また、そのような問題を抱えている方がまわりにいるのだとしたら 私たちに相談してください。
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2011.03.29 Tuesday
【フリーターユニオン福岡】福島原発事故についての声明
この怒りとかなしみを絶対に忘れずに、私たちは行動し、たたかいつづける。 【フリーターユニオン福岡】福島原発事故についての声明 今この瞬間も、福島原発事故に関する、いつわりとあやまりの情報が、マスメディアを通して広く流されていることを、私たちは知っている。 今この瞬間も、放射能汚染によって、数多くの人々が、傷つき、たおれていることを、怒りとかなしみの涙のなかで、私たちは直感する。 東京電力、日本政府、政治家たち、マスメディア、原子力御用学者たち。 日本社会で大きな力を持ってきた者たちへ、あたりまえのことを、問い、要求する。 東京電力へ。 福島県民のいのちを、軽く軽く考えていないか? 福島原発で働く労働者のいのちを、安く安く使い捨ててはこなかったか? 福島県の、水と緑、生きものたちを、どうでもいいものと考えていないか? 今回の被曝で、何の罪もない健やかな子どもたちが、万一、白血病や甲状腺がんを発症したら、あなたたちは、どうつぐなうのか? 日々の仕事のいそがしさ、目先の利益を追い求めるあまりに、人間として最も大切なことを、完全に忘れはてていたのではないか? 絶対に許せない。許さない。 東京電力は、すべての原子力被害者に謝罪と賠償せよ。 東京電力は、すべての原子力被害者の医療費と生活費を、全額補償せよ。 東京電力は、ただちに、福島原発事故の情報を、すべて詳細に公開せよ。 東京電力は、今回の原発事故で仕事を失った人々の損害を補償せよ。 東京電力は、自らが放射能で汚染した、東北の豊かな自然、森林と岩清水、美しい田畑、めぐみの海を、もとのすがたに回復させよ。 日本政府へ。政治家たちへ。 多くの人々が警鐘を鳴らしてきた。 それに一切耳を貸さず、事故が起きれば大惨事となる原子力発電を、推進してきたのはなぜか? 事故のときだけでなく、日常の仕事のなかでも被曝しつづける、原発労働者のいのちを見捨ててきたのはなぜか? あなたたちは、今まで、子どもたちに、「ヒロシマ・ナガサキ」を繰り返し繰り返し教えこんできたが、それは何だったのか? なぜ、「唯一の被爆国、日本」を、ふたたび被爆させたのか? 説明せよ。 マスメディアへ。原子力御用学者たちへ。 「ただちに健康被害はありません」と繰り返し繰り返し、不自然な楽観論ばかりを垂れ流して、おびただしい人々のいのちを、危機に追い込むのをやめよ。 今こそ真実を語り、伝えよ。 九州電力へ。すべての電力会社へ。 佐賀県民の、いのちとくらしをおびやかす、玄海原発は、いらない。 九州全域を、死の土地へと変える、プルサーマルは、いらない。 鹿児島県民の、いのちとくらしをおびやかす、川内原発は、いらない。 原発労働者の健康といのちを犠牲にする、豊かさ、明るさなど、いらない。 九州電力は、玄海原発・川内原発を、一秒も早く、停止せよ。 すべての電力会社は、すべての原子力発電所を、即刻、廃炉とせよ。 私たちは、今回の福島原発事故がうみだした、怒りとかなしみを、胸に刻んで、決して忘れない。 いのちとくらしがあたりまえに大切にされる社会を、私たち自身の手で、つくりなおしていこう。 私たちフリーターユニオン福岡は、だれもが笑顔で心おだやかに生きていける社会をつくるために、行動し、たたかいつづけることを、ここに表明する。 2011年3月28日 フリーターユニオン福岡
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2011.03.27 Sunday
震災と労働問題
既に報道されている通り、震災の影響による内定の取消し、派遣切り、
解雇という問題が生じています。 しかし、天災だからといって上に述べたようなことが正当化されることはありません。 天災だからといってあきらめてしまわないためにも、 このような状況の中で如何に雇用を守るかについての考え方を 今後何度かに渡って、書いていきたいと思います。 というわけで、第一回目は内定取り消しについてです。 まず押さえておかねばならないことは、 使用者は内定取消を勝手に行うことは出来ないということです。 内定取消をされた労働者は、損害賠償請求を行うことが出来る場合があります。 また、内定取消がやむを得ない場合であっても、損害賠償請求が 認められる場合があります。 ところで、採用内定の取消が正当化される場合というのは、判例によると 「解約権留保の趣旨、目的に照らして客観的に合理的と認められ社会通念上 相当な事由があれば留保解約権の行使ができる」とされています。 今回の場合については、天災なのだから「社会通念上相当な事由」に 該当するのではないかと思うかもしれません。 しかし、このよう場合には整理解雇の4要件に即して判断がなされるべきです。(注1 使用者は内定取消をする必要が本当にあるのか、内定取消のための努力を行ったのか等に 関して客観的な材料を持って説明をせねばなりません。 ただ一方的に天災があったからというだけでは内定を取り消すことは出来ません。 内定取消を通告された場合にするべきことは、合意しないという意思を伝えたうえで、 必ず文書での説明を求めることです。後々どのような対応をとるにせよ、 文書の形で証拠を残しておくことが一番必要なことになります。 注1:整理解雇の4要件とは以下の4つです。 1、人員整理の必要性 2、解雇回避努力義務の履行 3、被解雇者選定の合理性 4、手続きの妥当性 2011.03.22 Tuesday
河合楽器関西支社と「話し合い」を継続中
どんな災害が起ころうと
| 河合楽器・カワイ音楽教室 闘争 | 20:18 | - | - |
2011.03.17 Thursday
フリーター全般労組:福島原発事故に関する声明
誰も殺すな
福島原発事故に関する声明 ---グスコーブドリのいないイーハトーヴはいらない 「想定外の事態」。このひとことで、数万におよぶ人々の死が合理化されている。数十万の人々を放射能被害にさらし、なお数百万の人の暮らしを破壊し続けている人災、そう、繰り返し言うが最悪の人災が僅かこのひとことで合理化されている。 いま生じている事態は、なんら想定外のことではなかったはずだ。幾人もが、この事態を繰り返し予測し警告してきた。地震や津波被害にともなう原子力発電所の激甚事故、水素爆発も炉心溶融も放射性物質の大規模な飛散も、反原発運動や原子力の専門家のみならず、多くの人々が指摘してきたことである。 被害は折り込まれていたのである。 東京をはじめとする大都市のエネルギー消費を支えるために、地方に住む数百万の人々は放射性物質の前に曝し出されている。地方の人々の暮らしを壊すことで、沖縄電力をのぞくすべての電力会社は安定した利益を確保し続けてきた。このビジネスを成立させるために、地域独占を許し原発建設に有利な法制度をつくりあげ、各電力会社を支援してきた日本政府も当然の責を問われる。電力各社と日本政府はいまそのつけを支払わなければならない。 日本政府と東京電力は、まず何よりもいま、福島原発で取り組まれつつ隠されている労働のすべてを子細に公開すべきだ。たとえば冷却水注入作業のために、誰がどこをどのように走り、管をつなぎ、バルブを開けたのか。放射能に汚染された飛沫を誰がふき取り、ふき取ることを誰が命じているのか。これは英雄譚を作り出すためではなく、そこで働く人々をグスコーブドリにして褒め称える醜悪さを私たちが克服するための要求だ。「数千万の命を救う」ために自らは決してしない仕事を、原発労働者に求めるおぞましいまでの冷酷さから私たちは遠ざからなければならない。死を強制される労働の拒否こそ私たちは支えるべきである。 いま私たちは「原子力被災者」になろうとしている。各地の原発で生命を危険にさらして働いてきた人々、爆発事故に伴う被曝で今後長期間にわたる健康リスクに向き合わなければならない人々の被災がまずある。だが原子力被災はこれにとどまらない。福島原発の爆発は、今後長期にわたって東北地方の農業に打撃を与え、安全な食料の価格を高騰させるだろう。都市貧困層は確実に食の安全から排除される。原発の停止によって電力供給が不足し、輪番停電が実施されているが、それに伴う事業所の閉鎖や休業が相次いでいる。都市貧困層はこれによる失職と賃金カットに見舞われ購買力を低下させるだろう。私たちは被災者なのである。 日本政府と全電力会社はすべての原子力発電所を直ちに停止せよ。 人の生命を貪るビジネスから撤退しろ。 東京電力はすべての原子力被災者に補償せよ。 被曝したすべての人々に今後の全健康被害を回復するまでの医療費と生活費を補償せよ。 原発事故のために閉鎖や休業を余儀なくされたすべての事業者の売り上げを補填せよ。 失業や休業、賃金カットに追い込まれた人々の損害を補償せよ。 直接の被害を受けずにいるすべての人々に私たちは呼びかける。圧倒的な津波や火災のスペクタクル、圧力容器内の水位を伝える字幕の数々、御用学者の言う「直ちに健康被害はないレベルです」というコメント、これらの無限ループ映像に曝される日々から抜け出そう。この「情報被曝」は私たちに「祈るしかない」という無力感を作り出し、今回の事態に責任を負うべき者や制度をあいまいにする政府・電力会社の言いわけへの同意を作り出している。いっときも早く、この「情報被曝」による被災から回復し、責任者を名指し追及することが必要であると私たちは考える。 2011年3月17日 フリーター全般労働組合
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2011.03.15 Tuesday
震災に際して
震災被災に際して、東京のフリーター全般労組から出された声明です。 3月11日に発生した東日本大震災は私たちが経験したことのない規模と被害をもたらしている。死者は1万人を超える見通しであり、福島第一原子力発電所ではチェルノブイリ原発事故に匹敵する危機が進行している。私たちは被災者の救援が速やかに行われることを望み、多くの仲間と力を尽くす所存である。 私たちには、95年に発生した阪神淡路大震災の経験がある。あの時に、私たちの仲間がどのような状況に置かれたか思い出してみよう。直接の被害が収まった後は、生活再建に向けての苦闘が続いた。シェルターからは市民とみなされない野宿者・外国人の労働者が排除され、生活基盤は勿論、産業基盤も破壊された結果、倒産や事業縮小などにより大量の失業者が発生した。その中で非正規労働者、中小零細企業労働者が失業させられていった。私たちは直接被害から回復したその後の復興は住民・労働者の生活安定を欠いたものではならないと考える。 いま、もっとも必要なのは、被災者が安心して過ごせる環境づくりであることは言うまでもない。そこでは原子力に依存したエネルギー政策と、主導した政府・東京電力など原発事故の責任を徹底的に追及する必要がある。すでに、反原発運動のなかまなどが、人々の命を守るための情報発信活動など併せて果敢な活動を開始している。私たちフリーター全般労働組合は各方面のなかまと協力し、微力ながらも被災地支援と災害からの復興過程で多くの人々に迫る失業、生活困難との闘いに全力を尽くす。これが、私たちの春闘宣言である。 2011年3月15日
2011.03.10 Thursday
組合員交流
昨年のメーデー前に、東京のフリーター全般労組が取り組んだ「キャバクラユニオン」の立ち上げが大々的に報道されたとき、これを通じてfufの事務所を訪れ、あっという間に組合員になって、あれっと思う間に、東京で仕事に就くことになり、1年近くが経って、お里帰り(?)してくれた組合員を囲んで。 積もる話もてんこ盛りで、最終の飛行機の時刻までわいわい。 共にデモった仲間との1年ぶりの交流はなつかしくも、新鮮で! fufは、全国どこにいても組合員ですよ。 今年も、もうすぐメーデー! 2011.03.08 Tuesday
3.7 上映会と食事会と…
なぜか、上映会の前早々と集まった組合員全員の手による、手作りコロッケ。 無茶苦茶、美味! 上映会なのか食事会なのか? はたまた…リアル『精神』上映会は、無事!開催されました。 長編にかかわらず、映画がすすむにつれ、時を忘れてその場面に吸い込まれていくように見入ってしまいました。 惣田監督のカメラワークのなせる技と、あまりにリアルな現実に、映像の中のこととは思えないという思いが重なったのではないでしょうか。 この舞台となっている「こらーる岡山」という精神病診療所の山本医師自身はそれほど登場しないのですが、わずかな講演場面での一こま。 「紙の上に四角を書いて、その上にバランス良く丸を三つ描いてください」 と言われて集まった人たちが描いた絵は、みごとにバラバラ。 山本医師が一言 「一方通行のコミュニケーションでは分からない」 本人から聞くことからしか始まらないということなんでしょうが、それ自体単純なようで奥深い。 そんな奥深い「言葉」が随所に現れる映画でしたね。 え?現実はもっとスリルがある?そりゃあそうですけど!
| 集会・行動などの報告 | 14:47 | - | - |
2011.03.01 Tuesday
3月7日上映会のお知らせ
3月7日 上映会やります!
ドキュメンタリー映画 「精神」 組合員のおすすめ映画。ぜひ上映会をしようという話になりました。 想田和弘監督の作品で岡山にある精神科診療所の日常をありのまま映しています。 診療所に通う人達のお話がとっても魅力的なんだそうです。 上映会終了後には交流会を開催しますのでぜひ映画の感想など語り合いましょう。 (交流会ではfuf組合員の手作り料理登場!)お楽しみに。 みなさまお気軽に参加ください。 働いているから病気じゃないのか?病気だったら働けないのか? 何が異常で何が正常なのか? 労働問題と無縁ではないはず・・・一緒に観てみませんか? 日程 3月7日(月) 時間 18:30〜上映会 21:00〜交流会 場所 フリーターユニオン事務所(福岡市中央区大名1−3−42ローズマンション304) TEL 090−9980−2106 (福岡県内某所の梅。そろそろ見ごろでしょうか…) 労働/生活相談 今月もやります! 3月は5日・12日・19日・26日 時間 18時〜21時 場所 フリーターユニオン事務所にて 問い合わせ 090−9980−2106 来てください!組合員一同お待ちしております |