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「フリーターユニオン福岡」のブログ
2012.09.18 Tuesday
fuf労働法ブックレット
fufホームページにアップしています! 2012.09.13 Thursday
『日本のワーク・ライフ・バランスを考える』
『国際比較の視点から 日本のワーク・ライフ・バランスを考える 働き方改革の実現と政策課題』
ミネルヴァ書房 武石恵美子編著 2012年発行 8月に、某医療機器会社との時間外労働賃金の未払について解決したこともあって、その解決金の一部で購入したのが、この本。 世の中に蔓延する時間外労働、そして未払賃金(世間ではサービス残業というらしい)。 「働き方の現状に関して問題意識をもっている人は多い。現在働いている人も、そうでない人も、今の働き方で問題がないとおもっている人は少数だろう。…」 というような書き出して始まる。 そうなんだろうなとも、思えるし、本当にそうなんだろうかとも思う。 めちゃくちゃ言えば、多くの人が必死で働くことにしがみついているようにも思えるからだ。 そうでなければ、この本で調査研究するまでもなく、日本の労働時間欧米に比して、圧倒的に長く、休暇も取れていないことは、明らかだから。 ちょっと視野を広げてものを見て考えてみるためにも、他の「先進国」の働き方を知ってみるのもいいのではないかということで、この本を購入しました。 オランダの例を少し挙げると、オランダの奇跡と呼ばれる、オランダのパートタイム経済、パートタイム社会とも呼ばれるパートタイム労働者の割合が他の先進国に比べて突出して高いにもかかわらず、正規労働者との差別なく。良質の短時間雇用機会が、未熟練労働だけではなく広範囲の仕事において存在するということ。 短時間労働で、いかに暮らしやすく生きていくかを、追求していくため、労働=働くことの意味を考えていきたいですね。 2012.09.06 Thursday
今、「マルクスの資本論」を読む学習会のお知らせ
マルクス資本論を読む学習会へ
ここ数年、葬られ去ってしまっていたマルクスが亡霊のように甦っています。 『30分でわかるマルクス資本論』なんて本が、500円(ワンコイン)で、コンビニの本棚に並べられているのですから! これぞ資本主義!? とはいえ、この機に真面目にあるいはまったりと、「マルクス資本論」に触れてみることは、大いに意義ありではないでしょうか。 fufでは、もちろん「資本論」なんて手に取ったこともないものたちばかりが集まって、学習会的なものをやることになりました。 的場昭弘著『マルクスだったらこう考える』じゃないですが、今の時代に、マルクスが生きていたら、どう考えるんだろうなってなくらいで、みんなでマルクスに出会ってみようではないの? という学習会です。 マルクスって聞いたことあるけど、何?っていう方、歓迎! 知ってるけど、一言言いたいという方も歓迎! ■学習会資料より 資本論について ●カール・マルクス著の資本論と聞くと、共産主義のバイブルと思われる方が多い。 特に現代日本では、良いイメージは決してないであろう。 しかし、資本論は本来、経済学書である。 資本主義について、冷静に分析した本である。 ●「資本主義体制の如実の姿を解明した『資本論』の学術的展開は、一見時代遅れの印象を与えるのだが、それは材料の面での印象でしかなく、学術的な叙述の達成の面からみれば、これをしのぐ著作はいまだに現れていない。その意味で資本論は、資本主義認識にとって乗り越え不可能と称しても、必ずしも言いすぎではない」 筑摩書房 マルクスコレクション『資本論』(下)P.602今村仁司訳 9月7日(金)午後7時から いつものfuf事務所にて 交流会ありです。 2012.09.05 Wednesday
河合楽器製作所団体交渉報告的なこと
8月31日の午後、カワイ音楽教室長崎事務所事案についての団体交渉を、行いました。
関西支社から足を運んでのfufとの団体交渉、すでに5回を数えています。 河合楽器製作所は、組合の要求に対して、必ず文書での回答をなし、話し合いを設定し、その場の対応も丁寧で、私たちの要望を黙って聞き入れ、そしていつも課題を持ち帰ります。 にもかかわらず、要求事項の具体的な改善に繋がらない、そのような状況がいつまで続くのかと、怒りを覚えるのも事実ですが、関西支社から出てくる担当のT氏に、その解決能力というかその判断裁量や権限はほぼないのだと、団体交渉を重ねていれば誰でもわかることです。 だがしかし、そもそも、この河合楽器製作所というそれなりに「伝統」のある老舗の音楽会社が自身が、この時代に活性化していく力があるのかと、そのようなやや冷ややかな気持ちになるのも事実です。 昨夜、クローズアップ現代で「社長がいない〜求む!グローバル時代の経営者」という番組をやっていました。 グローバル化したこの時代の経営を継ぐ「社長」になる人間が、自社にいないというのです。 そのような企業が6割を占めるというのです。 グローバル化しようが、しまいが、そのようなことが直接的には関係ないと思いますが、後継の社長がいない、会社を組織を継承していく人材がないということは、その組織はすでに「終わってる」ということではないのでしょうか。 外部から、その後継を連れてくるというようなことが、全く間違っているとは言いませんが、それも含めて、継承していく手段としてやっていけばいいことであって、今、ここに継承者がいない、会社を経営するに値する人材がそこにいないという事実に、ざまざまなことを思わざるを得ません。 組合が、解雇の撤回や労働条件改善を求めて、団体交渉を行うときに、一番重要なことは、組織を背負って、判断し、決断できる役職を、その場に参加させるかどうかということです。 責任を持って組織を背負える人材を育て、継承することのできない会社など、それはもう、つぶれてしまってもやむを得ないのではないかと、思うしかない面もあります。 つぶれれば、残された労働者はどうするのか?という問題はありますが、それも含めて「組織」の責任であり、現実なのではないかと思う、今日この頃であり、河合楽器製作所との団体交渉を継続しつつ、思うことでもあります。 次の団体交渉にこそ、この河合楽器製作所を背負って、判断のできる方を、私たちの前に座らせていただきたいと思います。 それができなければ、この河合楽器製作所に、会社としての展望はないし、ここで働くすべての委任講師の将来などあり得ないのだと考えます。 fufは、社会的責任を持って、河合楽器と団体交渉を行っているのであり、闘う委任講師の将来に展望をもたらしすために、団体交渉を行っているのです。 月末までのご回答、よろしくお願いします。 |